2009年11月5日木曜日

裁判員裁判:精神鑑定医の尋問実施へ

裁判員裁判で精神鑑定医の尋問が行われるのは初めてで、鑑定結果を分かりやすく説明できるか、裁判員がどう判断するかが焦点になります。いままでの裁判の場合は、軽度発達障害は責任能力はありとの判断が多い。今回は殺人までは至らず、進入してきた電車に接触させ頭や首にけがを負わせたということですので、感情的に厳しさも少なく、より発達障害と刑についてよい判断が出ることが期待されます。今後、同様の事件の判例になりますので裁判員の判断が注目されると思います。

女性突き落とし:裁判員裁判で初、精神鑑定医を尋問へ 毎日新聞
JR東京駅のホームで面識のない女性を線路に突き落としたとして、殺人未遂罪などに問われた大阪府富田林市の無職、太田周作被告(25)は4日、東京地裁(井口修裁判長)で開かれた裁判員裁判の初公判で「間違いありません」と起訴内容を認めた。弁護側は「責任能力は争わないが、コミュニケーションが苦手などの発達障害があり、低下した状態だった」と刑を軽くするよう求めた。

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