2010年9月30日木曜日

障害者事業所、一堂に 三原で3日活動の場など紹介 広島

MSN産経ニュース 
三原市内の障害者事業所(作業所)が一堂に会し、活動内容を紹介するガイダンスが来月3日、同市城町の三原市民ギャラリー(ペアシティ三原西館2階)で開かれる。来春卒業予定者や家族、学校関係者らが対象だが、作業所がこぞって参加する説明会は珍しいという。市と市地域自立支援協議会が主催。就職活動の時期を迎え、障害を持つ卒業予定者らに、どんな活動の場があるか知ってもらおうと、初めて開く。活動の場を探していたり、関心のある人にも「気軽に参加して」と呼びかけている。

【知恵の経営】はらから福祉会の挑戦

SankeiBiz
全国には、一般企業に就職できなかった障がい者が意欲的に働く「作業所」が約6500カ所ある。そこで働いている障がい者は約14万人に上る。しかしながら、労働条件がよくないのが実態だ。例えば、平均労働時間が1カ月に19日、1日に約7時間で、1カ月当たりの全国平均収入は約1万3500円、中には3000円というケースもある。福祉年金と合わせても、1カ月の収入総額は10万円以下が大半である。低賃金の原因は、障がい者のやむを得ない生産性の低さにもあるが、より大きな原因は作業所の経営状態や生産されている商品にあると思われる。

全国知的障害者福祉関係職員研究大会 和歌山県で初めての開催

WBS和歌山放送 
全国の知的障害者に関わる仕事をする職員が集まり、交流し、学び合う「全国知的障害者福祉関係職員研究大会」 が、きょう(29日)から、和歌山県で始まりました。和歌山県での開催は初めてです。この研究大会は、政権交代後、「障害者自立支援法」が廃止となり、新たな制度に変わろうとする中、福祉に携わる職員同士が福祉の理念を再認識しようと開かれたもので、全国からおよそ1600人が参加しています。

障害者アートと現代美術、一堂に 滋賀

朝日新聞 
障害者アートと現代アートの作品を一堂に並べた企画展「ミクロとマクロ」が、近江八幡市永原町上の「ボーダレス・アートミュージアムNOーMA」で開かれている。それぞれの個性的な作品が、会場を不思議な空間をつくり出している。出展者は4人の障害者と3人の現代アート作家。障害者の作品では、兵庫県在住の富塚純光さんは「裸のエンジェル王ストーリー」の連作が目をひく。墨を使い、細かい文字で物語を画材一面にびっしりと描き、その上に黄や緑、青のラインを引いて完成させる。上田志保さんの作品はマーカーで長さ約1センチ、幅約3ミリの線を何百本も描いた。2人の作品は、夢の中や頭での想像の姿を忠実に再現したと考えられるという。

わお展:障害者アート きょう山形で開幕 /山形

毎日新聞 
主に知的障害者や精神障害者の作品100点を展示する「わお展」が山形市本町1の山形まなび館で29日始まる。障害者と健常者のボーダー(境界)を超えた芸術・ボーダーレスアートを紹介する活動をしている東北芸術工科大の学生らが中心となって企画した。10月3日まで。無料。芸工大大学院芸術文化専攻の千葉真利さん(22)は「障害者自身が言葉で作品を説明をしないぶん、どのようなことを考えて描いたのか想像が膨らむ」と話した。また芸工大プロダクトデザイン学科の宮東のぞみさん(21)は「普段触れることの少ない作品を見て、驚きや感動を抱いてもらいたい」と期待している。

「無限の可能性」アートに 広島

読売新聞 
知的障害を持ち、尾道市向島町の「むかいしま作業所」に通う利用者38人の手工芸品など約100点を紹介する「アート作品展」が10月1〜12日、同町の尾道市民センターむかいしまで開かれる。テーマは「むげんだい」。作り手は限りない可能性を秘めているという思いが込められている。利用者は18〜57歳で、全員が向島在住。織機を使った「さをり織り」や食品の袋詰め作業、絵画や習字などに取り組んでいる。施設長の山口幸太郎さん(50)は「就職や創作など、利用者の可能性は計り知れない。作品は多くの人に元気を与えるはず」と話す。午前9時30分〜午後4時。

心の癒やし求め動物とふれ合う 愛媛

朝日新聞 
患者や障害者が癒やしを求めて動物とふれ合う「アニマルセラピー」の活動が27日、砥部町上原町のとべ動物園であった。コロロ発達療育センター松山校(松山市)やしげのぶ清愛園(東温市)の約20人が参加した。「アニマルセラピー」はおもに哺乳(ほにゅう)類とふれ合うことでため込んだストレスを軽減させたり、精神的な健康を回復させたりすると言われている。とべ動物園の三橋英二園長(62)は「動物と接することで普段見られない反応や笑顔が見られる。 今後も気候のいい春や秋に開催したい」と話した。

2010年9月29日水曜日

ぼくうみDVD 11月17日発売決定!!

「ぼくはうみがみたくなりました」製作実行委員会 

実行委員会での販売価格……3,800円(消費税・送料込)
〈初回4大特典〜400セット限定〉
 1.ぼくうみパンフレット
 2.ぼくうみオリジナルキーホルダーまたはストラップ
 3.ぼくうみオリジナルてぬぐい
 4.ぼくうみオリジナル缶バッヂ

正式の定価は3990円(税込み)です。大手の安売り通販ショップとの対抗上、もっと安くしたかったのですが…。その代わり、いろいろとオマケをつけさせて頂いての販売です。とはいっても、新たにグッズを製作する予算がないので、劇場公開の際に販売していたグッズを4点セットでつけさせて頂くことにしました。ぼくうみファンにとっては、絶対お得なはずです。とりあえず限定400セットです。

NPOがチャリティーマーケット 使途明示し、支援期待 宮城

河北新報 
仙台圏で活動するNPOが手作り品などを販売する「チャリティーナイトマーケット」が10月1日午後7時から、仙台市市民活動サポートセンター(青葉区)で開かれる。参加団体は、会場で売り上げの目標と使い道を明示。マーケットは、仙台圏のNPOの活動をPRするキャンペーン「せんだいCARES(ケアーズ)2010」(10月1日〜12月17日、実行委員会主催)のオープニングイベント。買い物を通じて活動を知ってもらい、支援してもらう試みだ。市内の約10団体が参加する。扱う商品はさまざまだが、「○○をするために○○円必要です」とアピールするのが決まりだ。「みやぎ発達障害サポートネット」は、発達障害児の支援拠点のビル建設を目指しており、目標金額は「2000万円」。クッキーやケーキなどを並べる。

自閉症:12人、登山で達成感 「やればできるんだ」 /長野

毎日新聞 
茨城県内の自閉症の12人が8月末、療育の一環として、保護者らとともに北アルプス・岳沢小屋(標高2170メートル)までの登山に挑戦した。集団生活を苦手とする自閉症者だが、日本山岳会茨城支部のサポートを受けて、全員がそろって登り切った。「やればできるんだ」。到達した親子らは喜びをかみしめて、上高地を一望した。今回参加したのは自閉症がある14〜43歳の男女12人と保護者13人。事前に勉強して一人一人の症状を覚えてきた山岳会のスタッフ8人が先頭から最後尾までにつき、午前5時半に上高地から一列になって出発した。自閉症協会事務局長の隆子さんは「自閉症の子は自己肯定ができないことが多い。それでもこの登山で、『あの時はがんばれた』という経験を体で覚えることができた」と語る。また「自閉症だから何もできない、ということはない。今回のようにプロ(日本山岳会)が手伝ってくれれば社会参加できることを、世間にも知ってほしい」と訴えた。

障害者のユニークな作品展示 広島

中国新聞 
呉市郷原町の野呂山学園とデイセンターのろさんを利用する人が制作した「野呂山学園作品展 未来への一歩」が、グリーンヒル郷原(郷原野路の里)で開かれている。30日までで、無料。障害がある利用者約80人の絵画や陶芸、折り紙など100点余りを展示している。周囲の大好きな人や出会った人の笑顔を描いた絵や、中が万華鏡になっている陶芸など思い思いのユニークな作品も多い。それぞれ制作者の写真を付け、絵画にはメッセージを添えている。

動物や電車力強く、秦野の小酒井さんがオイルパステル画25点並べ作品展/神奈川

カナロコ 
知的障害を伴う自閉症の小酒井基紘さん(25)=秦野市南矢名=が描いたオイルパステル画を展示した作品展が同市寿町の丹沢美術館で開かれている。力強く描かれた動物や電車などの絵25点が展示されている。10月3日まで。絵は子どものころから好きで、父親の一繁さんと毎月のように動物園を訪れ、絵を描いていたという。本格的にオイルパステルで描き始めたのは今年に入ってから。板や紙をはった板に描くようになり現在の絵になったという。

障害者作で癒やしカレンダー 島根

中国新聞 
障害者の自立を支援する出雲市のNPO法人「サポートセンターどりーむ」は、障害者が描いた絵を使った来年のカレンダーを発売した。障害者の作品を普及させ、作者の雇用づくりにつなげる。カレンダーはA2判の壁かけ用とプラスチックケースに入った卓上用の2種類。絵は知的障害などのある地元の3人が描いた。カラフルな曼荼羅(まんだら)や繊細な筆致の草花など三者三様の作風を楽しめる。

最優秀に高久さん 障害者アートコンクール 宇都宮で入賞作巡回展

東京新聞 
障害者が創作作品を寄せた「わく・わくアートコンクールinうつのみや2010」の入賞作の巡回展が二十七日、宇都宮市新里町のろまんちっく村で始まった。十月七日まで。巡回展はこれ以外にも、十二月九日まで市内五カ所で開かれる。
 市障がい福祉課によると、コンクールには市内在住・在勤者から絵画、粘土細工、彫刻など百六十八点の応募があり、三十点が入賞。最優秀の市長賞には市立一条中学校二年高久未来さん(13)の絵画「夜の風景」が選ばれた。

JAならけんで初実習 養護学校生徒が精米作業体験 奈良

奈良新聞 
県農業協同組合(JAならけん、中出篤伸代表理事理事長)のパールライス精米工場(葛城市新村、桜井利昭工場長)で27〜29日の3日間、県立高等養護学校3年の男子生徒(18)が職場実習を行っている。JAならけんが知的障害のある生徒の実習を受け入れるのは今回が初。関係者は、県内企業に理解を広げる大きなきっかけとして、JAならけんの取り組みを歓迎している。実習をコーディネートした赤川義之NPO法人ならチャレンジド理事長は「地域に根ざしたJAならけんでの実施は、今後、県内企業に理解を広げる上で非常に心強いこと」と話している。

軽度の知的障害者向け 職業訓練校募集16人増 滋賀

読売新聞 
県教委は来年度、県内に2校ある軽度知的障害者向け職業訓練校「高等養護学校」の募集定員をそれぞれ8人増の1学年24人にする。希望者が年々、増えているためで、県教委特別支援教育室は「子どもを自立させたい、という保護者の思いが強くなっているのではないか」としている。背景として、通常の養護学校の高等部で約1割にとどまる就職実績が、両校では高いことが挙げられる。長浜で初めて卒業生が出た09年3月の就職率は67%、今春の両校平均も68%と、2年連続で3人中2人が就労しており、食品加工やサービス業、販売業などが主な就職先になっている。

2010年9月28日火曜日

芸術の秋 障がい者の絵を展示したバスが運行 福岡

障がい者の働く場ニュース
西日本鉄道は、23日から障がい者が描いたアート作品を展示した「ときめきアートバス」を福岡都心循環線で運行する。ときめきアートバス」は、ときめきフェスタ福岡2010実行委員会からの要請で実施しており、今回で2回目の運行となる。このバスの運行は、障がい者自立支援の一環として多くの施設が取り組んでいる「アート活動」の作品に触れる機会・場所を福岡で提供することを目的としている。

分け隔てのない通所介護 兵庫

東京新聞 
兵庫県姫路市の閑静な住宅街の一角に、普通とは違った通所介護(デイサービス)施設がある。築三十年の木造二階建てを改造した「はなのいえ」だ。従来の通所介護は福祉行政の縦割りを反映し、高齢者だけ、障害者だけ、子供だけと別々だった。だが、「はなのいえ」ではすべて一緒にケアする。二〇〇四年から始まった。ケアの対象者を区別しない通所介護は「富山型」と呼ばれるように、一九九三年に富山市で、看護師出身の有志女性三人が初めて開設した。お役所では思いつかない発想なのだろう。福祉分野の常識を破る試みとして注目され、少しずつ全国に広がり始めた。

世田谷で障害ある子供たちの作品展 東京

MSN産経ニュース
東京都世田谷区役所で27日、区立小中学校の特別支援学級や都立の特別支援学校などに通う障害のある子供たちの作品を集めた作品展が始まった。10月15日まで。この作品展は例年、この時期に開催されており、今回で28回目。展示は「小学校の部」「特別支援学校の部」「中学校の部」に分かれ、児童生徒571人の作品絵画や工作など計約1000点が展示される。

「期待に応える泳ぎみせる」 来月 ダウン症水泳

読売新聞 
10月2日から台湾・台北市で開かれる「ダウン症世界水泳選手権大会・国際競泳競技会」の日本代表として、県内から渡辺歩さん(18)(金沢市山科)が出場する。5歳の時から続けてきた練習でつかんだ夢の舞台。渡辺さんは「大会が楽しみ。頑張りたい」と健闘を誓っている。大会出場に際しては、日本チームの場合、渡航費や宿泊費などの費用は選手の負担。2008年発足の日本ダウン症水泳連盟は、まだNPO法人に認定されておらず、企業からの支援も少ないという。連盟は「今後はNPO取得や認知度を上げ、支援の輪を広げていきたい」としている。

シイタケ栽培、障害者の働く第一歩に 山県に施設開設 岐阜

朝日新聞 
シイタケ栽培を通じて障害者の一般企業就労を支援する施設を、岐阜市の田中文子さん(64)が山県市に開いた。未来ある若者の役に立ちたいとの思いから会社を定年退職後に私財を投じて建設し、県の認可を取った。軌道に乗るかどうかはまだ分からないが、10月にも新しい仲間5人が加わり、障害者20人態勢で本格的な生産に入る。「ひなたぼっこ」は障害者自立支援法に基づく就労継続支援(A型)の施設。障害者と雇用契約を結び、原則として最低賃金を支払う仕組み。契約はなく比較的自由に作業ができる就労継続支援(B型)に比べ、より一般企業就労に近い位置づけだ。

障害者施設が農家・業者と連携でぶどうの酒発売

愛媛新聞 
力を合わせて丹精したお酒をどうぞー。県内有数のブドウ産地、松山市下伊台町にある障害者就労支援施設「福祉工房いだい清風園」が、構想に3年をかけたリキュール「瀬戸風育ち ぶどうの酒」が10月5日に発売される。地元農家や酒造会社との連携で生まれた新商品だ。

音楽の活用、広がっていますか 石川

朝日新聞 
能登地域で活動する音楽療法士 冨田恵子さん
音楽を通してお年寄りや障害のある人たちの機能回復や安定を図る「音楽療法」が県内でも広まりつつある。一般の認知度はまだ高いとはいえないが、高齢化社会が進む中で需要は確実に増えている。能登地域の老人ホームや養護学校などで活動する冨田恵子さんに内容や効果、家庭での活用法などを聞いた。音大4年のとき、音楽療法のビデオを見て、「これを仕事にしよう」と決めました。言葉で交流できない自閉症の子どもたちが、音楽を通してならコミュニケーションがとれるという内容。音楽の力のすごさを感じました。

障害者と学生手携え 松本で初のファッションショー 長野

信濃毎日新聞 
知的障害者がモデルを務め、専門学校生が衣装や演出を手掛けるファッションショー「インクルージョンコレクション」が26日、松本市のまつもと市民芸術館で開かれた。NPO法人「スペシャルオリンピックス(SO)日本・長野」の地区組織「松本プログラム」(中村嘉也代表)が、設立10周年を記念して松本衣デザイン専門学校(太田正子校長)に協力を依頼し、初めて実現した。ファッションショーを通じて、障害の有無にかかわらず互いを認め合う「インクルージョン(包み含む)」という考え方を広げていこうとの試みだ。

利用者ら交流・つばさの森まつり 埼玉

東武よみうり 
知的障害者授産施設・つばさの森(宮田敏男所長)で18日、「つばさの森まつり2010」が開催され、施設利用者や保護者、地域の人たちなどが交流、約1000人でにぎわった。ステージでは、つばさの森保護者会や県立草加東高校吹奏楽部、よさこい・草加連がダンスや演奏を披露。草加市ウルトラ横断クイズでは、メイドや婦警、ひょっとこのコスプレをした施設職員が司会進行するなど盛り上がった。模擬店では、小松菜ジュースや6月の埼玉県内福祉作業所焼き菓子コンテスト優勝のご松菜マドレーヌなどに行列が出来ていた。

クリーン作戦:障害者に理解を清掃活動で啓発ーー西区で協議会 /兵庫

毎日新聞 
障害者理解のための啓発活動を進める「KOBE WEST NET」(西区地域自立支援協議会)が25日、神戸市西区の市営地下鉄・西神中央駅周辺で清掃活動する「クリーン作戦」を行った。同協議会は同区の障害者支援施設や養護学校、病院など約40事業所が加盟。知的・身体障害者への理解を深めるための勉強会や清掃活動を行い「障害のある人もない人も安心して暮らせるまち」を目指している。クリーン作戦は2カ月に1回行い、一般参加者も募っている。

2010年9月27日月曜日

「自立」険しき道 知的障害者の再犯防止

神戸新聞 
刑務所を出所した知的障害者が、生活苦から再び罪を犯してしまうケースが後を絶たない。国は昨年度から出所後の受け皿づくりなど本格的な対策に乗り出したが、地域社会で理解を得ているとはいえない。2008年の法務省の調査では、身寄りのない満期出所者約7200人のうち、自立困難な障害者らは約千人と推計。知的障害やその可能性のある受刑者の約4割が、「生活苦」を犯行動機に挙げた。さらに、同省調査によると、08年に刑務所に入った受刑者で知的障害の疑いがある約6700人のうち、服役経験者は65%に上り、再犯の高さが指摘されている。

秋晴れの下で馬と触れ合う 山形

山形新聞 
たくさんの人に馬との触れ合いを楽しんでもらう「日本一楽しい やまがた馬まつり」が26日、山形市の山形国際交流プラザで開かれ、秋晴れの下、家族連れらが乗馬などを楽しんだ。障害者の乗馬療法に取り組んでいる障害者支援施設や団体などが実行委員会(高橋千秋委員長)を組織して主催し、4回目。会場では「障がい者アート展」や、ウサギ、ヤギなどの小動物と触れ合うコーナーなども設けられ、大勢の人でにぎわった。

岡山で「成年後見」県民フォーラム 弁護士ら担い手不足の懸念指摘

山陽新聞 
認知症や障害1119件で判断能力が不十分な人の財産管理や福祉契約を代行する成年後見制度について考える県民公開フォーラムが26日、岡山市北区柳町の山陽新聞社で開かれ、弁護士や行政書士らが制度の課題や現状を話し合った。後見人になるための申し立て手続きの煩雑さや高齢化社会が進む中で今後の担い手不足が懸念されるなどの課題を挙げ、「受け皿を広げるため(親族や弁護士ら以外の第三者が後見人となる)市民後見人を増やすことが大切」「制度開始から10年がたち、不備を見直す時期。行政の積極的な支援も必要」と意見を出し合った。

バザーの品、提供呼びかけ 伊賀の授産施設・上野ひまわり 三重

MSN産経ニュース 
伊賀市予野の知的障害者授産施設・上野ひまわり作業所の「ひまわりバザー“もうひとつ咲かせよう”」が10月31日、同市立上野東小学校体育館で開かれる。同作業所は高齢の利用者が暮らせるグループホームの建設を目指しており、バザーを主催する同作業所保護者会が、バザーに出品できる家庭の不用品や野菜などの提供を呼びかけている。4施設で計77人の利用者がおり、日常の軽作業のほかに伊賀の伝統工芸「伊賀くみひも」の製作やパン製造などに取り組んでいる。しかし、利用者のうち50歳以上が15人を占めており、将来に高齢者となる人々の暮らしの場が求められることから、5〜10年先をメドに高齢者専用のグループホーム建設を目指している。

「音楽療法」の効果 座談会でアピール 神戸で鳩山幸さんら参加 兵庫

MSN産経ニュース 
音楽が人に与える影響や魅力を語り合う特別座談会「いのちに寄り添い、こころをつなぐ音楽」が25日、神戸市中央区港島中町の神戸ポートピアホテルで行われ、鳩山由紀夫前首相夫人の幸さんや井戸敏三知事らが参加した。音楽で病気や障害の回復などを図る「音楽療法」発展のため平成13年に設立された「日本音楽療法学会」と県が主催。24〜26日に行われる第10回同学会学術大会の一環として行われた。座談会は作詞家の湯川れい子さんが司会を務め、医師で同学会理事長の日野原重明さんや武庫川女子大名誉教授の益子務さんも参加。

地域の小中校生や障害者、家族連れで「生き方フェス」にぎわう 神奈川

カナロコ 
威勢のいい掛け声に、響く太鼓の音ー。横浜市鶴見区の鶴見公会堂で26日、地元の小中校生や障害者、家族連れが参加する祭り「三者・市民生き方フェスティバル」が開かれた。今年で9回目の恒例イベントで、約500人が参加し、にぎわった。地元で障害者支援や学童保育などに携わる18団体が協力し、太鼓やハーモニカの演奏、合唱、手品などを披露。地域作業所で作ったケーキなどの即売も行った。鳴子を使った踊りや太鼓演奏を披露したのは、鶴見たけのこ学童クラブと第2鶴見たけのこ学童クラブの計約40人。この学童クラブでは発達障害のある児童も受け入れ、太鼓の演奏を学習に取り入れているという。

知的障害者らフロアホッケー楽しむ 長野

信濃毎日新聞 
飯田下伊那地方の知的障害者と飯田女子短大(飯田市)の学生ボランティアら計20人が25日、同短大でフロアホッケーを楽しんだ。この秋はフロアホッケーやテニスなどを11月27日まで週1回のペースで行う予定。参加者も募っている。問い合わせは知的障害者入所利用施設「明星学園」。

2010年9月26日日曜日

障害者集い26日にコンサート 山口

中国新聞 
岩国市内の障害者たちが出演する「みんな輝け!!ひかりコンサート」が26日午前11時から、JR岩国駅西口コンコースである。4月に続く2回目で、初回を3組上回る13組の計70人が楽器の演奏や独唱などを披露する。出演者たちは本番に向けて練習に打ち込んでいる。市内のボランティア団体「コンチェルト」(中村桂子会長)が企画し、無料。

違いを力に - 発達障害をめぐる現場から 第1部 本人と家族の挑戦(4)

大阪日日新聞
「ありがとう」の環境で きめ細かい就業体験を
「働く中で『ありがとう』と言われる環境を用意することが、人が育っていくための一つの鍵になる」。この発見は、発達障害のある子どもの親でつくる大阪LD親の会「おたふく会」(寝屋川市)が2006年度、大阪市の委託事業で挑んだ就業支援の一番の成果だった。中心的な役割を担った内藤孝子・NPO法人全国LD親の会理事長(57)=高槻市=はそう振り返る。

チャレンジドアート:障害者の絵、カレンダーに 出雲のNPOが初の発売 /島根

毎日新聞 
障害者らによる芸術作品「チャレンジドアート」について知ってもらおうと、出雲市東福町のNPO「サポートセンターどりーむ」は、障害者の描いた絵画を活用した来年用のカレンダーを初めて発売する。大胆な構図や豊かな色彩、繊細なタッチなど、チャレンジドアートの特徴が光る作品が使われており、同NPOの担当者は「無心で描かれた作品の、ほっとする魅力を知ってもらいたい」と話している。同NPOは芸術を通した障害者の自立支援に取り組んでおり、カレンダーの販売収益による障害者の雇用促進なども目指している。

「けんちようのパン屋さん」順調 大分

大分合同新聞 
障害者授産施設で作った商品を販売する「けんちようのパン屋さん」が県庁内にオープンし、もうすぐ3カ月。正面玄関横という“立地”に恵まれたこともあり、運営は順調に推移している。店舗は授産施設の商品を広く知ってもらおうと県内12施設でつくる「チャレンジ!おおいた福祉共同事業協議会」(丹羽和美代表)が運営。来年3月末までの期間限定で、6月下旬にオープンした。県外からの視察も後を絶たない。「緑の家」(由布市)の佐藤純史施設長は「売り上げアップによる工賃の還元というだけでなく、障害のある人が店員を務めることで、障害者福祉を訪れた人たちに啓発する場にもなっている」と話した。

障害者の逸品 東京に集結

朝日新聞 
全国の福祉施設で作られている食品や工芸品を集めて販売する店「にぎやかな風」が、東京都杉並区にできた。店長の茶谷恒治さん(38)が全国を歩き、障害のある人が手間ひまかけて作った約220品をそろえた。県内からは富山市愛宕町の作業所「あぐり果愛(くらぶ)」の商品が並ぶ。「売る場所」が増えることで、彼らの工賃アップにつなげたいという。「全国のいいものを集めてますよー」。開店初日の21日、真っ赤な衣装に身を包んだ茶谷さんが、ギターを鳴らしながら呼びかけた。「芝居や歌の世界」から転身、社会福祉法人の職員として働きながら温めてきた「障害者産品のセレクトショップ」が実現した。「にぎやかな風」はJR中央線、阿佐ケ谷駅西側のガード下にある。

知的障害者のスポーツの祭典に400人 富山

北日本放送 
知的障害者のスポーツ競技大会・スペシャルオリンピックスの東海・北信越ブロック大会が25日から県内で始まりました。 スペシャルオリンピックスは知的障害者のスポーツ競技大会で、冬と夏の競技に分かれて世界各地でさまざまな大会が行われています。 25日と26日の2日間、県内5つの会場で東海・北信越ブロック大会が開かれています。

障がい者雇用促進セミナーの開催 ー福岡県糸島市ー

障がい者の働く場ニュース 
福岡県の糸島市役所で、市内の事業主向けに、障がい者雇用を促進するためのセミナーが開催される。これは障がい者の方たちに対する「イメージ」ではなく、現実の姿や能力を知ってもらうことによって、雇用を促進しようというもの。セミナーは、長年自閉症の方たちの支援に取り組んできた、社会福祉法人のぞみの里の末原浩之氏の講演が30分。「企業においての障がい者雇用の事例発表」として、九星飲料工業株式会社の経営管理部長、宮下祐一氏の講演が30分。開催日時は、平成22年10月21日木曜日の、13時30分〜16時00分までとなっている。

特性に応じ個別支援  発達障害テーマに研修会 佐賀

佐賀新聞 
発達障害について理解を深める研修会が24日、佐賀市の佐賀女子短大(山田直行学長)であった。教職員約60人が参加し、発達障害のある学生の特性に応じた適切な対応や全学的な支援の在り方を考えた。日本学生支援機構の2008年度調査では、発達障害と診断され、全国の大学や短大、高専に在籍した学生は299人。診断書はないものの、教育上の配慮を受けた学生は515人いた。障害のある学生全体に占める割合は年々、増加傾向にあるとされ、高等教育機関では受け入れ体制づくりが課題になっている。

2010年9月25日土曜日

違いを力に - 発達障害をめぐる現場から 第1部 本人と家族の挑戦(3)

大阪日日新聞
仲間から「救いの手」二次障害の克服に助言
広野代表が注意欠陥多動性障害(ADHD)の診断を受けたのは約10年前。そのころは自分に「絶望」し、うつ病を発症していた。小学校のころから忘れ物が多く、人の話を聞いていないと怒られた。大学で一人暮らしを始めると、部屋の中を片付けられず、金銭や食事の管理もできない。日に日にうつ症状は悪化した。発達障害への対応をより難しくするのが、この「二次障害」と広野代表。「回復に時間がかかる上、発達障害の特性を理解していなければ根本的な解決にならない」発達障害のある成人が十分な対応を受けられるのは大阪府内で5、6施設程度という、医療体制の不十分さも指摘する。「その中で大きな支えになるのが仲間との出会い」だ。

ダウン症児 普通学級進学3割止まり 宮城

読売新聞 
小学校進学の際に普通学級を選ぶダウン症児は3割にとどまることが、県内のダウン症児の親でつくる「どんぐりの会」(日本ダウン症協会宮城仙台支部)が初めて行った調査で分かった。7割は普通学級とは別に各校に置かれる少人数の特別支援学級か、特別支援学校に進んでいた。「教員の加配などの配慮を求めたが拒まれた」などと学校や教育委員会の対応を理由に挙げる声も多く、会は「教育環境を整えれば普通学級に通える子はもっと増えるはず」としている。

バス彩る障害者の絵、40人が伸び伸び描く 福岡

読売新聞
障害のある人たちが描いた絵のシールを車内外に張り巡らせた西日本鉄道(福岡市)の路線バス1台の運行が23日、福岡市中心部で始まった。10月31日まで。絵を描いたのは、普段からTシャツのデザインなどを手がけている10〜60歳代の約40人。きょうだい2人が仲良く祭りに出かけた様子や、生き生きとした表情の魚、動物など約80点を水彩絵の具や色鉛筆でカラフルに描いた。

ダウン症の女性手作り織物 福岡

読売新聞 
ダウン症の女性が手作りした織物で作った小物展が10月2〜11日、門司区大里本町3の「ギャラリー&カフェ ジラソーレ」で開かれる。丁寧な作業と優しい色遣いで、作品からはぬくもりが漂っている。女性は中原理恵さん(30)(小倉南区徳力)で、染色された羊毛などで糸を紡ぎ、織機で生地を製作。母親の祐子さん(63)がマフラーやタペストリー、バッグなどに加工している。展示会を開くのは今回が初めてで、会場には織物の小物約20点を並べることにしている。

障害者雇用に遅れ 教育振興基本計画、県教委 長野

中日新聞 
県教委は、2008年度〜12年度の5年間、具体的な数値目標を定めて取り組む「教育振興基本計画」で、09年度の進ちょく状況を明らかにした。最低の「遅れている」は「特別支援学校高等部の卒業生の就職者数」の1項目だけで、生徒への就労支援や障害者雇用の遅れが浮き彫りになった形だ。山口利幸教育長は「どのようなキャリア教育を保証すれば一般就労につながるかが今後の大きなテーマだ」と話している。

特別支援学校の整備で上下分離方式を採用、県教委が方針/神奈川

カナロコ 
県教育委員会は24日、県が建物の改修工事と学校運営、横浜市が土地を無償で提供するなど「上下分離方式」のような形で、新たな特別支援学校を整備する方針を明らかにした。県議会本会議で、高橋稔氏(公明)の一般質問に、藤井良一教育長が答えた。県教委が上下分離方式で特別支援学校を整備するのは初めて。近隣の小学校への統合により、今年3月に閉校した旧横浜市立日向山小(瀬谷区)の校舎と敷地を活用。県が横浜市から、敷地を無償で借り受ける。校舎については無償譲渡を受けて県が改修し、特別支援学校の運営を行う。早期の開校を目指す。

一緒に共同作業楽しむ 愛知

東海日日新聞 
豊川工業高校(竹本禎久校長)は22日、豊川養護学校の生徒を招いて共同学習を行った。同学習は異校種交流を行うことで、存在を認め共生を学びコミュニケーションを身につけることを目的に行われ、今年で2回目となる。参加したのは同校の電気科3年生31人と養護学校高等部の2年生23人。生徒たちは学習内容別に4班に分かれて作業した。

障がい者の強みを生かせる会社

障がい者の働く場ニュース 
自閉症(アスペルガー症候群など知的遅れのない自閉症スペクトラム)の強みを活かし、PC関連業務やIT・ソフトウェアテストの仕事に就く事を支援する雇用促進コンサルティング業務を行うKaien(カイエン)が、9月に入って第2期職業訓練生の募集を開始した。募集人員は4人程度で、訓練期間は10月1日から2カ月間を予定。

知的障害のアスリート支援 トーチランの出発式 兵庫

MSN産経ニュース 
知的障害のあるアスリートや学生ボランティアが、聖火をもって神戸の街をリレーする「ひょうごトーチラン2010」が開かれ、神戸市中央区の県庁前で出発式が行われた。知的障害のある人をスポーツを通じトーチランでは大阪・四天王寺の灯篭(とうろう)から採火した聖火を持ち、大会の出場者や伴走の学生ボランティアなど50人が県庁前からポートアイランドまでの8区間・約5キロをリレー。出発式に参加した井戸敏三知事は「トーチランを成功させ、大阪大会を盛り上げましょう」とあいさつ。て支援する国際組織「スペシャルオリンピックス」の日本・兵庫支部が主催。

新鮮野菜 移動販売 障害者の自立目指し 茨城

東京新聞 
龍ケ崎市高須町の障害者デイサービスセンター「ひまわり園」(野村義雄園長)の通園者が十月から、車を使って新鮮な野菜の移動販売を始める。今月試行販売したところ、市民らに好評だった。今後は毎月二回、市内を巡回する。地場産の野菜の販売は、新たな目玉として取り入れた。朝採りの新鮮な野菜に加え、米、農家で作る揚げもち、菊などの花類も販売する計画だ。一袋百二十円のキュウリやナス、サツマイモがたちまち売れ切れに。十キロ三千円のコシヒカリの新米も人気を集めた。

自家製野菜で健康、犬用クッキー 相生の授産施設 兵庫

神戸新聞 
相生市那波野の知的障害者授産施設「野の草園」が、犬用のクッキーを手作りし、好評だ。ニンジン、カボチャなど自家製野菜も使い「薄味の“健康食”。愛犬にどうぞ」とPRしている。7年前から作っている「ワンワンクッキー」。通所者と指導員の5人でつくる「製菓班」が、ゆで野菜や果物をすりつぶして小麦粉に混ぜ、ハート形に焼き上げる。通常のクッキーと違い、卵やバター、砂糖などを加えないため、仕上がりはやや堅め。

知的障害者らスポーツで交流 広島

中国新聞 
中国地区知的障害関係施設親善球技大会が23日、尾道市栗原町のびんご運動公園であった。中国5県の60施設から245人が参加。スポーツを通じて、健康づくりと親睦(しんぼく)を深めた。今年で50回目。大会会長を務めた広島県知的障害者福祉協会の縄手建会長(74)は「参加者にとってスポーツは活力。県内にとどまらず、県を越えて交流が図れるいい機会になった」と話していた。

発達障害児らに勇気 島根

読売新聞 
自閉症など発達障害を持つ子の親らが、バンド「まんまみ〜や」を結成、25日、松江市立母衣小でステージデビューする。いずれも青春時代に音楽に打ち込んだ、かつてのバンドマンや合唱少女で、20〜50歳代の11人。「演奏を楽しむ姿を見せることで、我が子やほかの親たちに勇気を与えたい」と、練習に励んでいる。ボーカルの同市東朝日町、主婦安元真理子さん(48)は、重度の自閉症の長男(21)と、アスペルガー症候群の次男(18)の母。長男の障害がわかって以降、療育に追われて笑うことも少なくなっていた。だが、同じ悩みを持つ母親仲間と「どんなに疲れていても、月に一度、おしゃれをして街中へランチに出かけよう」とルールを作り、自分の時間をつくるよう努めた結果、心に張りが生まれ、子どもにも優しく接することができるようになったという。

2010年9月24日金曜日

県:県庁レストラン後継出店者、「福祉ネットABC」に /宮城

毎日新聞 
県は21日、3月に閉店した県庁18階レストランの後継出店者に、仙台市若林区のNPO法人「福祉ネットABC」(佐藤耀代代表理事)が決定したと発表した。障害者に就労の場を提供するレストランとして、11月中のオープンを目指す。福祉ネットABCは05年9月設立で、知的障害者の就労支援活動などを行っている。地域住民と観光客、県職員の要望にそれぞれ合わせたメニューや、障害者が授産施設で作った製品と県産食材を店内で展示・販売するプランが評価され、出店者に選ばれた。店舗名は「レストラン ぴぁ」(仮称)。

バリアなきアート感じて 近江八幡の美術館で作品展 滋賀

京都新聞 
知的障害のある人と現代芸術家の作品を合わせて展示する特別企画展「ミクロとマクロ」が、滋賀県近江八幡市永原町上の美術館「ボーダレス・アートミュージアムNOーMA」で開かれている。滋賀県社会福祉事業団と同館が「極小と巨大の感覚表現において、アウトサイダーもインサイダーも同等であることを感じてもらいたい」と開催し、知的障害のある4人と現代芸術家3人の計81点を展示した。11月28日まで。月曜休。

違いを力に - 発達障害をめぐる現場から 第1部 本人と家族の挑戦(2)

大阪日日新聞 
理解ある大人が支え “困った子”生かす制度
ヤシガニやグリーンバシリスクなど、約30種類の動物が6畳ほどの洋室で整然と飼育されている。中学2年の時に広汎性発達障害と診断された弦川樹さん(18)が、大阪市平野区の自宅の部屋で手塩にかける生き物たちだ。動植物について学べる専門学校に通いつつ「将来は自分のペットショップを開きたい」と意気込む。運動が苦手だったり、自分の思いを的確に表現できなかったりする特性は発達障害でよくみられる。樹さんは診断後、「自分のことが分かり、ショックよりもちょっと安心した」という。

違いを力に - 発達障害をめぐる現場から 第1部 本人と家族の挑戦(1)

大阪日日新聞 
自己肯定感はぐくむ「ほめる」のがカギ
「エジソンも発達障害だったといわれています」発達障害児の親でつくるNPO法人「チャイルズ」(大阪市港区)の是沢ゆかり代表(44)は6月、発達障害の次男・司君(12)が通う同市西淀川区の市立西淀中で生徒に語り掛けた。エジソンは「apple」のスペルを学ぶ時、「リンゴはなぜ赤いのか」という質問を繰り返し、教諭を怒らせたという。「いま求められていることに自分を合わせるのが難しく、気になったことがあれば状況に関係なくこだわってしまう。これは発達障害の特徴」

2010年9月23日木曜日

あの日その時:取り押さえ審判・証言録 車から目撃した女性/4 佐賀

毎日新聞 
殴打は数秒の間だった
知的障害者の安永健太さん(当時25歳)が警察官に取り押さえられた直後に死亡した問題で、県警巡査長、松雪大地被告(30)が特別公務員暴行陵虐傷害罪に問われた審判。今月8日の第3回公判に出廷した、現場交差点で信号停車中に目撃した女性に対し、被告弁護側の弁護士、裁判官が証人尋問した。

あの日その時:取り押さえ審判・証言録 車から目撃した女性/3 佐賀
あの日その時:取り押さえ審判・証言録 車から目撃した女性/2 佐賀
あの日その時:取り押さえ審判・証言録 車から目撃した女性/1 佐賀
あの日その時:取り押さえ審判・証言録 バイク乗車の元警察官/3 佐賀
あの日その時:取り押さえ審判・証言録 バイク乗車の元警察官/2 佐賀
あの日その時:取り押さえ審判・証言録 バイク乗車の元警察官/1 佐賀
あの日その時:取り押さえ審判・証言録 被告に同行の警察官/4 佐賀
あの日その時:取り押さえ審判・証言録 被告に同行の警察官/3 佐賀

知的障がい者のワールドカップ、無事終了

障がい者の働く場ニュース 
南アフリカで行われていたもうひとつのワールドカップ、第五回知的障がい者サッカー選手権で、日本が史上最高の9位に入賞した。知的障がい者サッカー選手権はいわば知的障がい者のワールドカップ。日本はBグループでサウジアラビア、フランスに連敗。その後リーグ決定戦のトルコ戦も3対3の引き分けに終わった。最終戦の韓国戦でも、格下の韓国相手に前半終了時点で0ー1とリードを許すも、後半はロングボールが効果的に入り高野、浦河が立て続けにゴールを決めて逆転。その後も攻撃の手を緩めず、終わってみれば5ー1で快勝。トルコと得失点差で上回り、過去最高の9位が決定した。

本はともだち:障害あっても読書を楽しもう 「世界のバリアフリー絵本展」各地を巡回

毎日新聞 
さまざまなバリアー(障壁)で読書が楽しめない子らのための絵本を展示する「世界のバリアフリー絵本展」(日本国際児童図書評議会=JBBY=など主催)の巡回展が、各地で開かれている。触ったり遊んだりもでき、すべての人に絵本の楽しさを届けようという制作者らの思いが伝わってくる。展示される21カ国の50冊は、国際児童図書評議会の障害児図書資料センター(ノルウェー)が2年に1度、世界中から集めた障害児のための図書から選んだもの。北欧や欧米など、バリアフリー絵本の出版体制がすでに整っている国からだけでなく、イランやコロンビア、インドなどの作品もある。今後は首都圏近郊のほか、大阪、福島、高知、徳島などで開催の予定。開催場所や期日は、JBBYのホームページ(http://www.jbby.org/)で確認できる。

ナチュラル水耕栽培で障がい者も活躍

障がい者の働く場ニュース 
asahi.comにて、障害者が活躍できるナチュラル水耕栽培という栽培方法が紹介された。高度な技術を必要とせず、トラクターなどの機械も使わないため、障がい者も安心して働けるという。有限会社「新鮮組」の代表が05年に特許を取得しているものだ。山口県宇部市の社会福祉法人「むべの里」の理事長も、水耕栽培を手掛ける農場を約1500万円を投じて2年前に設置した。農場では、知的障がい者らがネギを育てている。現在は販路確保により、1人3万円弱の月給を支払っているが、4万円に増やすのが目標とのこと。障害基礎年金と合わせて生活保護の水準をめざす。

人と人つなぐ ホッとカフェ 神奈川

朝日新聞 
「ホッとカフェ」は、JR横浜線・小机駅から歩いて5分ほど。県道12号(横浜上麻生線)沿いの商店街の一角にある。同店を開いたのは、代表の野澤和子さんと、中里まさ子さん、谷洋子さんの3人だ。野澤さんによると、3人とも子どもが、発達障害や不登校の子どもたちが集まる、近くのフリースクール「楠の木学園」に通っていた。6年ほど前から、障害のある子どもや親の居場所づくりに喫茶コーナーを開設できないか、と考えていたという。現在、7人がボランティアで店を手伝っている。野澤さんは将来、障害を持つ人の働く場として給料が払えるような店にしたいという。

福祉の逸品、全国から入荷 阿佐ケ谷「にぎやかな風」 東京

朝日新聞 
北海道から沖縄まで、全国の福祉施設で作られている食品や工芸品を集めて販売するお店が21日、JR阿佐ケ谷駅(杉並区)のガード下にできた。区内の社会福祉法人が開いた「にぎやかな風」。店長の茶谷恒治さん(38)が全国を歩き、障害のある人が手間ひまかけて作った約220品をそろえた。「売る場所」が増えることで、彼らの工賃アップにつなげたいという。

2010年9月22日水曜日

あの日その時:取り押さえ審判・証言録 車から目撃した女性/3 佐賀

毎日新聞 
知的障害者の安永健太さん(当時25歳)が警察官に取り押さえられた直後に急死した問題で、県警巡査長、松雪大地被告(30)が特別公務員暴行陵虐傷害罪に問われた審判の第3回公判(今月8日)。現場交差点で信号待ちで停車中に目撃した女性に対し、被告弁護側の弁護士が証人尋問した。

障害者の免許取得へ特別講座 広島

中国新聞 
知的障害がある人の運転免許取得を支援する特別講座の開講式が21日、山口市鋳銭司の山口南総合支援学校であった。山口県労働者福祉協議会と小郡自動車学校が共催した。同自動車学校から派遣された教官が2時間の学科講習を11月までに10回開く。模擬試験の結果を参考に自動車学校への入校を推薦する。県労働者福祉協議会は、湯田自動車学校と協力し、山口総合支援学校(同市朝田)でも同様の講座を開いている。この講座の受講者は08年度までに14人が普通免許、5人が原付き免許を取得したという。

日進市が技能労務職知的障がい者の職員募集を開始 愛知

障がい者の働く場ニュース  
愛知県の日進市が、技能労務職知的障がい者の職員募集を開始した。受験資格は昭和62年4月2日から平成5年4月1日までに生まれた人で、療養手帳の交付を受けており、なおかつ日進市内に住所を有する人。募集人数は1名。最終合格者は市役所または市の施設で技能業務(用務員、警備、清掃など)を担当する。応募締め切りは9月30日まで。

知的障害者 業務室新設 生き生き 愛媛

読売新聞 
新居浜市が非常勤職員として採用した知的障害者のための部署「すてっぷ」を新設し、男女2人が各課から集約した印刷物の封入などの仕事を生き生きとこなしている。同市によると、こうした部署が県内の自治体に設置されるのは初めてといい、庁内からは「業務の負担軽減に貢献している」との声が聞かれる。同市では現在、身体障害者10人を職員として採用。知的障害者についても、2007年と08年に、臨時職員として各1人採用したが、配属先で対応可能な仕事を充てることが難しかったという。

講座:クッキー作りを学ぼう 新商品開発にアイデア募集 NPO法人が開催中 /埼玉

毎日新聞 
市民参加の街づくりを進めるNPO法人「ハンズオン!埼玉」(伊関友伸代表、さいたま市浦和区)が、福祉作業所職員と市民が協力してクッキー作りの企画から商品化までを学ぶ講座「作業所コラボ de 新商品開発」を開催している。第2弾となる今回は地元食材にこだわり、さいたま市発祥でサツマイモの女王といわれる「紅赤(べにあか)」を使う。同法人は「丁寧に作業する障害者がシンプルにおいしく作れる商品開発が目標。たくさんの人のアイデア、応援をいただけるとうれしい」と参加者を募集している。講座は一回ごとの参加が可能で、費用は1000円。

ひとり親家庭、障害者の在宅就業支援 IT講座始まる 佐賀

佐賀新聞 
ひとり親家庭や障害を抱える人たちの在宅就業を支援する「IT訓練講座」の開講式が21日、佐賀市のエスプラッツであった。子育てとの両立や障害のため厳しい就労条件を強いられている20〜50代の60人が、就労に向けた技能取得を始めた。県の委託を受けた民間企業8社でつくる「県在宅就業支援センター」が本年度から実施。ウェブサイトの更新やデータ処理などをするための技術を来年12月まで基礎(6カ月・月54時間以上)、応用(9カ月・月28時間以上)に分けて学ぶ。第2期訓練参加者も募集している。訓練期間は来年1月から15カ月間。

県庁で障害者アート展示=滋賀

時事通信 
障害者による芸術作品のパネル展示が、滋賀県庁舎の渡り廊下で始まった。障害者アートは、正規の美術教育を受けていないことなどから「アウトサイダー・アート」と呼ばれ、独特の世界観を表現した作品は世界中から注目を集めている。現在、日本人の障害者作家による展覧会「アール・ブリュット・ジャポネ展」が、パリ市立アル・サン・ピエール美術館で開催されており、日本人作家63人、約730点の作品が展示されている。

障害者が弁当宅配で地域と輪 広島

中国新聞 
呉市安浦町で障害者の生活介護、就労支援をするNPO法人「ジョバンニ」は、5月に始めた手作り弁当の宅配で住民とつながりを強めている。弁当の配達や、はし袋作りを障害がある利用者が担当。「地域の人との会話が増えた」と管理者の鴨川紀美江さん(57)は笑顔で話す。利用者のうち1日約10人がローテーションで、配達と、「いつもありがとうございます」と一筆を添えた割りばし袋作りなどを受け持つ

2010障がい者イベントかんたんテニス体験会、横浜で開催

障がい者の働く場ニュース 
希望が丘テニススクールが、近隣の知的障がいの方(13歳〜20歳位)招いてテニスを体験して楽しんでもらう地域貢献イベント、「2010障がい者イベント かんたんテニス体験会」の開催を発表した。会場は希望が丘テニスクラブ、開催日時は10月11日。当日は参加費無料で参加できる。体験会では公式試合と違い、スポンジボールや柔らかいボールを使用し、ラケットも短めのものを使うため、初心者でも思ったより簡単にテニスが楽しるとのこと。

スペシャルオリンピックス:「コバケンとその仲間」、神戸でコンサート /大阪

毎日新聞 
今年11月に大阪で開かれる知的障害者のスポーツ大会「スペシャルオリンピックス」(SO)の国内大会を前に、世界で活躍する指揮者の小林研一郎さんが率いる「コバケンとその仲間たちオーケストラ」が20日、神戸市中央区のポートピアホールでチャリティーコンサートを開いた。障害者約10人も演奏に参加し、力強い音色を響かせた。知的障害者らに本格的なクラシックコンサートを楽しんでもらいながら、SOの開催を支援しようと、NPO法人「スペシャルオリンピックス日本」などが主催した。小林さんは演奏後、「みんなのポリシーが一つにまとまると、すさまじい、心が発露された演奏会になる。各地でこういう活動が産声を上げることを祈っています」と話した。

44施設874人、スポーツ交流 広島

中国新聞 
知的障害者らが交流を図る広島県東部地区親善スポーツ大会が20日、福山市水呑町の竹ケ端運動公園であった。福山や府中、尾道市などの知的障害者施設の入所、通所者たちが競った。44施設の874人が出場した。トラック競技8種目のほか、ドッジボールを転がした距離やプラスチックの円盤を投げた距離で順位を決めるフィールド競技7種目があった。

特別支援学校の新設を要望 静岡

読売新聞 
静岡県立藤枝特別支援学校(藤枝市)の生徒の保護者らでつくる「志太榛原地域特別支援学校設置実行委員会」のメンバーらが、志太榛原地域に同校高等部の分校を設けることや、特別支援学校を新たに設置することを求める要望書を県や県教委などに提出した。1986年の開校時は143人だった児童・生徒数が2007年度は358人、10年度は448人と年々増加しており、特に高等部で増え方が著しい。このため、特別教室の大半を教室に転用したり、グラウンドやプールなどの共有施設は使用時間を細かく区切ったりするなど、学校施設が手狭になっていることから、要望書では新しい学校や高等部の分校を設けるよう求めている。

2010年9月21日火曜日

千葉女児殺害、公判日程決まらず 発生から2年

日本経済新聞 
千葉県東金市の保育園児、成田幸満(ゆきまろ)ちゃん(当時5)が殺害、遺棄された事件は、21日で発生から丸2年。昨年4月に殺人罪などで起訴された勝木諒被告(23)の公判前整理手続き協議は長期化し、公判日程はいまだに決まっていない。弁護側は勝木被告に知的障害があると主張、説明が一貫しない点が長期化の理由の一つとしている。勝木被告の供述内容を分析するため、コミュニケーション能力などを調べる専門家の独自鑑定も実施し、証拠申請した。また千葉地裁は被害者参加制度に基づき、幸満ちゃんの母親と祖父母の裁判への参加を認めた。

障がい者の工賃アップを目指して 島根

障がい者の働く場ニュース 
島根県が、障がい者就労支援事業所で働く障がい者の工賃のアップを目的に、商品の共同受注などに取り組む「島根県障がい者就労事業振興センター」を1日、開設した。業務は社会福祉法人「ふらっと」(松江市)と同「いわみ福祉会」(浜田市)に委託する。センターの業務は、商品開発や販売、受注などの共同窓口、人材育成研修開催、経営コンサルタントなどの専門家派遣、情報提供など。センターは当面、現在の平均月額工賃13529円をほぼ倍の25000円にすることを目標に業務を行う。

聖火でPR知的障害者の祭典 広島

中国新聞 
11月5日から大阪府で開かれる知的障害者のスポーツの祭典「スペシャルオリンピックス日本夏季ナショナルゲーム」をPRする聖火リレーが19日、三次市内であり、約230人が約5キロを走った。NPO法人スペシャルオリンピックス日本・広島が主催。バスケットボールに出場する東広島市の広島県立黒瀬特別支援学校高等部2年小山佳美さん(17)は「みんなに大会を知ってもらい、応援に来てほしい」と話していた。

障がい者問題の講座開催 大阪

障がい者の働く場ニュース 
財団法人箕面市障害者事業団は、学校を卒業しても働く場がほとんど無い障がい者のおかれた環境に疑問を持ち、一般企業への就労という目標を掲げ、平成2年6月1日に公益法人として発足し、市民や市行政とともに力を合わせて活動してきた。そして今年度も事業団が開催する「障害者問題連続講座」が12月10日から始まる。第1回は『箕面市が提案した「社会的雇用による自立支援」〜国制度化を実現するための道筋を、関連領域との連携から探る』。障がい者制度改革推進会議構成員でもある、法政大学名誉教授の松井亮輔氏による講演が行われる。

【知ってる!?】スペシャルオリンピックス(2)

MSN産経ニュース 
「スペシャルオリンピックス日本」は、知的発達障害のある人たちにスポーツ活動を通して社会参加を応援する活動を続けている。一般の人でも寄付やボランティアなど、さまざまな形で活動を支援することができる。その中で個人でできる簡単な支援の一つが「エール募金」だ。募金すると、「エールの証」として募金者とアスリート双方に手作りのミサンガが贈られ、結ばれるシステム。1口2000円から設定できる「ワンポイント募金」(郵便振替かネット募金)と、毎月の口座引き落としで継続的に募金を送ることができる「オールスター募金」の2つがある。

関連記事
【知ってる!?】スペシャルオリンピックス(1) MSN産経ニュース

障害者の「墨あそび」 小諸で作品展 長野

信濃毎日新聞 
小諸市立小諸高原美術館で19日、市内の障害者支援施設「小諸学舎」の利用者が墨で書いた作品を並べた「書く 墨あそび展」が始まった。同施設で「墨あそび」が始まって15年を記念した初の本格的な展示。26日まで(21日休館)。

2010年9月20日月曜日

【解答乱麻】明星大教授・高橋史朗 発達障害対応に官民協力

MSN産経ニュース 
(記事はリンク先でご確認下さい)
わかる人にはわかりますよね。

参考記事:2010年4月19日
【解答乱麻】明星大教授・高橋史朗 豊かな言葉がけ見直そう MSN産経ニュース

経済産業省四国経済産業局、実習生を募集

障がい者の働く場ニュース 
経済産業省四国経済産業局が、知的障害者の雇用に関する一般職員の理解を深めるとともに、障がい者雇用を行う際に起きる人事管理上の課題等の抽出及びその対応策を検討するために、知的障がい者の職場体験実習を実施する。募集人数は1名。実施期間は平成22年10月21日(木)〜11月10日(予定。今後変更の可能性あり)で、対象者は療育手帳を持ち、3週間程度の実習が可能で、就労支援機関に所属・登録しており、実習中、同機関のサポートが受けられる人。応募締切りは平成22年9月21日(火)まで。実習生には1時間当たり750円が支払われる。

札幌市が発達障がい者支援のポイントをまとめた冊子を交付

障がい者の働く場ニュース 
札幌市が立ち上げた市内の就労支援関係者によるプロジェクトチームが、自閉症などの高機能広汎性発達障害のある方への理解を促すことを目的として、一般の職場向けに、発達障がいのある方たちへの支援ポイントをまとめた冊子を製作した。冊子のダウンロードはホームページ内から無料で行える。冊子の巻末には相談窓口一覧等も掲載されていて、非常に便利だ。

札幌市ホームページ:PDFダウンロードページ

“夢中”で表現160点 県内の特別支援学校生らが作品展 静岡

中日新聞 
絵画や版画、写真など、県内の特別支援学校の高等部の生徒らによる作品が並ぶ「グランシップ自由芸術祭」(中日新聞東海本社など後援)が18日、静岡市駿河区池田のグランシップで始まった。入場無料。26日まで。知的障害や視覚、聴覚障害がある生徒らの作品に親しんでもらおうと、県文化財団が毎年開催し、4回目。

知的障害者のバスケットボール大会 大分

大分放送
バスケットボールに取り組む知的障害者の技術向上と選手間の交流を深めようと九州各県と山口から12チームが参加して交流大会が開かれました。 九州各県と山口県から男子9チーム、女子3チームが参加しトーナメント方式で試合が行われました。参加した選手は日頃から本格的な練習に取り組んでいて各県を代表するチームとの対戦を楽しんでいました。また県代表の女子チームは来月千葉県で開催される全国障害者スポーツ大会に出場することになっています。

ベネッセの多彩な取り組み

障がい者の働く場ニュース
「進研ゼミ」などでおなじみのベネッセホールディングスが、94%の出資をしている株式会社ベネッセビジネスメイト。平成17年2月2日に設立された同社では、2010年4月1日現在で89名の障がい者が働いている。うち知的障がいの方が55名、精神障がいの方が7名。同社の業務内容は5種類。清掃や廃棄物処理の「クリーンサービス」。多量の郵便物をきちんと処理する「メールサービス」。ICカードの運用管理など「オフィスサービス」。コピーセンターの運営に携わる「OAセンター」。そして1番ユニークなのは、東京事務所限定となるが、ベネッセコーポレーションの従業員に対する「マッサージサービス」だろう。

障害者の就職面接会 鹿児島

読売新聞 
障害者を対象とした就職面接会が17日、鹿児島市のホテルで開かれた。鹿児島公共職業安定所が毎年開いており、身体、知的、精神障害者ら約280人が面接を受けた。7月に改正障害者雇用促進法が施行され、対象となる企業の範囲が拡大したこともあり、参加した企業数は大幅に増加した。説明会に参加した企業は38事業所で、前回より10事業所増えた。同安定所の折元浩二次長は「不景気で雇用情勢は厳しく、『納付金を払ったほうが良い』との声が聞こえる一方、法改正で雇用に前向きな企業も増えた」と話す。

市長賞に高久さん 宇都宮市・初の障害者アート審査会 栃木

下野新聞 
障害者の創作活動の成果を芸術の視点で評価する「わく・わくアートコンクールinうつのみや2010」(市主催)が18日、市東市民活動センターで開かれた。障害者の地位向上を図ることなどが目的。市障がい福祉課によると、県内で自治体がこのような審査会を単独で実施するのは初めて。入賞作品30点は今月29日から新里町の市農林公園ろまんちっく村を皮切りに、12月まで市内6カ所で巡回展示する。コンクールは、障害者の隠れた才能を引き出すとともに、企業などが作品に注目し、商品に活用するきっかけにつながれば、という期待もある。

山下清「仲間」と作品展 辰野で同じ施設出身者の絵も 長野

信濃毎日新聞 
「放浪画家」として知られる山下清画伯(1922〜71年)と、画伯も通った知的障害児施設「八幡学園」=千葉県市川市=で学んだ3人の絵を集めた「山下清とその仲間たちの作品展」が18日、辰野町の辰野美術館で始まる。張り絵とクレヨン画の計約100点を展示し、10月17日まで開く。山下画伯の作品は、白やオレンジの和紙で夜空の花火を表現した「江戸川の花火」、巨大な蛇などが人々を襲う「清の見た夢」など計53点。3人の作品は、海辺で貝を探す友人らをクレヨンで描いた「潮干狩」、ピンクや水色の色紙で人物を表現した張り絵、同学園のクリスマス会を描いたクレヨン画など。3人とも1925年か26年の生まれで画伯と年代が近く、10代後半から20歳代で早世した。

自主性育む自然体験キャンプ 奈良

読売新聞
仲間との冒険や自然観察を通じ、発達障害を持つ児童の自主、社会性を育む「自然体験キャンプ」が18日、曽爾村の国立曽爾青少年自然の家(佐野俊幸所長)を拠点に、2泊3日の日程で始まった。同自然の家の企画で、県内外の児童と保護者約20人が参加した。初日は、石田陽(はる)彦・関西大教授(臨床心理学)やボランティアの学生らの指導で、仲間と打ち解けるためのゲームでスタート。

2010年9月19日日曜日

ネコのあくび:ウィング先生

毎日新聞 
「モーツァルト、バッハ、ベートーベン。ほんのちょっと聞いただけですぐに曲名を言えました。娘はとてもクラシックが好きだったんです」。今年3月、ロンドン郊外の研究室を訪ねると、穏やかな顔でローナ・ウィング先生は迎えてくれた。自らも自閉症の娘を持つ母として、イギリス自閉症協会の設立にかかわった。「アスペルガー症候群」「自閉症スペクトラム(連続体)」という概念を提唱し、今日の自閉症研究の土台を築いた偉大な研究者なのである。

「支える人材養成」に大阪府が補助

障がい者の働く場ニュース 
大阪府は15日、障がい者の就業を支援する人材を養成する費用の一部を助成することを発表した。障がい者の雇用に取り組む事業主を応援するための施策だ。補助の対象となるのは、障がい者を雇用している一定の条件を満たす事業主で、雇用する就業支援人材について係る人件費や研修費用など。補助は、最長で2年で、上限は50万。補助対象経費の4分の3以内とのこと。応募は15日から受け付けている。

全国障害者芸術・文化祭とくしま大会、作品募集中

障がい者の働く場ニュース 
障がい者から寄せてもらった作品を大会会場で展示発表し、作品の一つひとつに込められた作者の感性と情熱を感じて貰うことで、障害への理解と認識を深めるととを目的として開かれている全国障害者芸術・文化祭とくしま大会が、今年で10回目を迎える。その全国障害者芸術・文化祭とくしま大会に展示する作品の募集が現在行われている。応募受付期間は平成22年9月1日(水)から10月15日(金)まで。

情報プラザ:障がい者の祭典「第8回共に生きる障がい者展」 /大阪

毎日新聞  
18日(土)〜20日(月・祝)10〜17時、堺市南区茶山台1の国際障害者交流センター(ビッグ・アイ、泉北高速泉ケ丘駅徒歩3分)。オープニングイベント(18日)には橋下知事が出席し、元阪神タイガースの赤星憲広さんらと対談するほか、歌手の嘉門達夫さんが審査員長を務める障がい者芸術コンテスト、アニメ上映、屋台、最新支援機器の展示、抽選会などを開催する。入場無料。

おすすめ!:夢のつばさ 夢くるみん 長野

毎日新聞
5年前に「地元の食材を使ったおいしい商品を」と生まれた焼き菓子。クルミは県内の山で採集し、はちみつは地元の養蜂場で入手するなど、食材の大半が地元産だ。知的障害者6〜7人が一つずつ手作りしており、市場の一般商品と勝負できる製品にするよう心がけてきた。クルミをはちみつで煮からめた後、小麦粉で作ったクッキー生地で包んだ。「サクサクした食感の後、しっとり感を楽しめる上品な味わい」(担当者)といい、甘すぎず、飽きのこない後味が地元のリピーターを中心に愛されている。

神戸で聖火リレー スペシャルオリンピックス

神戸新聞 
11月に大阪である知的障害者のスポーツ大会「スペシャルオリンピックス(SO)日本夏季ナショナルゲームス」を盛り上げる聖火リレーが17日、神戸市内で行われた。SOは国際オリンピック委員会公認で、スポーツをする機会が少ない知的障害者に活動の場を提供。大阪の大会では、来年アテネで開かれる世界大会の日本代表を選ぶ。聖火リレーには知的障害者やボランティアら約100人が参加した。

「福祉ネットABC」に 宮城県庁最上階レストラン運営

河北新報 
宮城県は17日、営業を休止している県庁最上階(18階)のレストラン運営を仙台市のNPO法人「福祉ネットABC」に委託することを決めた。営業再開は11月下旬の予定。同法人は2005年9月に設立した知的障害者の就労支援団体。市内でレストランを運営し、三陸産のギンザケやホタテの薫製などの加工品製造も手掛けている。18階レストランでは、自前の海産加工品や地元野菜、宮城野ポークを使ったランチを提供。日替わりメニューも充実させ、価格は650〜1300円とする。仙台名物の牛タンなども取りそろえる予定。

2010年9月18日土曜日

「発達障害」認め刑を猶予 強盗致傷事件で神戸地裁

47NEWS 
女子トイレで女性から財布を脅し取ったとして、強盗致傷罪などに問われた被告の男(27)=大阪府茨木市=の裁判員裁判で、神戸地裁姫路支部は17日、懲役3年、保護観察付き執行猶予5年(求刑懲役7年)の判決を言い渡した。杉田友宏裁判長は判決理由で「広汎性発達障害が認められ、犯行当時、その影響による解離性障害の状態にあったことは否定できない」と述べ、「専門家の助けを得て更生に向けた努力をさせることが相当」とした。

「発達障害」認め刑を猶予/強盗致傷事件で神戸地裁 四国新聞
「発達障害」認め刑を猶予 大分合同新聞
「発達障害」認め刑を猶予 徳島新聞
「発達障害」認め刑を猶予 強盗致傷事件で神戸地裁 長崎新聞
「発達障害」認め刑を猶予 強盗致傷事件で神戸地裁 山形新聞
「発達障害」認め刑を猶予 強盗致傷事件で神戸地裁 静岡新聞
「発達障害」認め刑を猶予ー強盗致傷事件で神戸地裁 富山新聞
「発達障害」認め刑を猶予 岩手日報
「発達障害」認め刑を猶予 強盗致傷事件で神戸地裁 山陰中央新報
「発達障害」認め刑を猶予 強盗致傷事件で神戸地裁 中日新聞
「発達障害」認め刑を猶予 京都新聞
「発達障害」認め刑を猶予 東奥日報
「発達障害」認め刑を猶予 強盗致傷事件で神戸地裁 東京新聞
「発達障害」認め刑を猶予 秋田魁新報
「発達障害」認め刑を猶予 強盗致傷事件で神戸地裁 中国新聞
「発達障害」認め刑を猶予 強盗致傷事件で神戸地裁 神戸新聞
「発達障害」認め刑を猶予 強盗致傷事件で神戸地裁 河北新報
「発達障害」認め刑を猶予 強盗致傷事件で神戸地裁 茨城新聞
「発達障害」認め刑を猶予 山梨日日新聞
「発達障害」認め刑を猶予 山陽新聞
「発達障害」認め刑を猶予 強盗致傷事件で神戸地裁 下野新聞
「発達障害」認め刑を猶予 強盗致傷事件で神戸地裁 西日本新聞
「発達障害」認め刑を猶予 デイリースポーツ
「発達障害」認め刑を猶予 強盗致傷事件で神戸地裁 福井新聞

ゴミ分別に精を出す障がい者たち 和歌山

障がい者の働く場ニュース 
和歌山県の田辺市のごみ処理施設で、障がい者支援施設のふたば福祉会や県福祉実業団の利用者が、自治体の委託を受けてゴミの分別作業を行っている。ゴミ分別が行われている施設は和歌山県田辺市内の「容器包装プラスチックリサイクル施設」。施設で働く障がい者たちは、次々と流れてくるごみが「容器包装プラスチック」かそれ以外のプラスチックか、ペットボトルか、瞬時に判断して分けるという内容の仕事が行われている。施設で働く障がい者たちは「収入が増えた」「人の役に立てている」と考えている一方で、ルールを守らないまま出されているごみには悩まされており、関係者は分別の徹底を呼び掛けている。

岐阜市で障がい者を身内にもつ人の勉強会 岐阜

障がい者の働く場ニュース
兄弟に障がい者がいる人が本音を語り合う勉強会「きょうだいフォーラム 障がい児のきょうだいについて考える」が2010年9月5日、岐阜市日光町の市日光コミュニティセンターで開かれた。主催は 障がい児・障がい者の自立のサポートを行う市民団体「ひまわり」。そのほか「障がいのある子どもの父母のネットワーク愛知」の代表を務める田中弘美さんも参加し、コーディネーターを勤めた。

かながわ障害者雇用優良企業を認証 神奈川

障がい者の働く場ニュース 
神奈川県は14日、障がい者の雇用に積極的な中小企業を件が認証する制度である「かながわ障がい者雇用優良企業」の第1回認証企業14法人に対し、認定証を授与した。認証を受けると、県のホームページで紹介されるほか、ハローワーク求人票に記載したり、認証マークを利用できる。今回認証されたのは、チョークなどを製造する「日本理化学工業」、乗馬クラブを運営・管理する「伊藤園」、金属表面処理加工業の「大協製作所」と農業を営む「元気もりもり山森農園」などだ。

人と仕事をつなぐ企業の集い:障害生徒、企業人事担当者に技術を披露 /大阪

毎日新聞 
障害のある生徒が、企業の人事担当者に校内実習の成果を披露する「人と仕事をつなぐ企業の集い」(府など主催)が16日、摂津市鳥飼上1の府立吹田支援学校鳥飼校で開かれた。府内に事業所を置く約200社が参加。同校など7校の生徒約120人が、試供品のこん包など日ごろ培った技術を披露した。府立の支援学校を今年3月に卒業した知的障害のある生徒は約600人。就職率は約19%で、前年をわずかに上回ったが、全国平均からは5ポイント以上下回った。こうした状況を改めようと、集いは、職場実習先の開拓を狙いとしている。

養護学校生の「ひらめき」 高松で絵画展 香川

読売新聞
障害を持つ子どもたちが描いた絵を展示した企画展「“ひらめき”達のわくわく美術館2」が高松市朝日町のギャラリーMONで開かれている=写真=。県立香川中部養護学校中高等部の生徒の作品61点に加え、県内で活躍する画家の作品13点も並ぶ。20日まで。入場無料。同ギャラリーが主催し、今年3月に続いて2回目。川添巌オーナーの「障害の有無にかかわらず、大胆な色遣いや構図の作品そのものを見てほしい」という思いから、作品には、生徒、画家ともにタイトルと名前が添えられているだけだ。

住友生命が知的障害者のデザイン活用 島根

山陰中央新報 
島根県や山陰合同銀行(松江市魚町)などが始めた、知的障害者が手掛けた水彩画を企業のPR品のデザインに活用してもらい、その利用料を障害者の就労支援に充てる事業の契約第1号に、住友生命(本社・大阪市中央区)が決まった。創作活動に取り組む障害者たちは「励みになる」と喜んでいる。水彩画は、山陰合同銀行が社会貢献活動の一環で設ける事業所「ごうぎんチャレンジドまつえ」(松江市北堀町)で働く知的障害者が制作。事業は、その無償提供を受けた県が県社会福祉協議会に受託し、契約した企業に図柄を顧客サービス用グッズなどに使ってもらう仕組みとなっている。使用料は年間60万円。同行が都会地の大手企業に働き掛け、住友生命が名乗りを上げた。

バラ色の敬老に巻きずしどうぞ 障害者ら心込めて 愛知

中日新聞 
知的障害者らが自立を目指す名古屋市港区正保町8の「しおかぜ作業所」で、敬老の日にちなみ高齢者向けの宅配弁当に切り口がバラ模様の巻きずしを添える準備が進んでいる。職員や障害者らは「1人で過ごすお年寄りの心を温められれば」と意気込んでいる。利用者43人中11人が、高齢者に宅配する昼食弁当を職員とともに作る同作業所。多い日は70食を用意し、介護認定高齢者に500円で配達する。

講演会:明石さん、「ありのままの子育て」テーマに22日 兵庫

毎日新聞 
自閉症の長男の理解者を地域で増やしていく活動などを30年以上続けている明石洋子さんの講演会が22日、尼崎市立名和小学校(同市名神町3)で開かれる。主催は同小や同小PTA、立花公民館尾浜分館。明石さんは川崎市で障害者のグループホームなどを運営する「あおぞら共生会」の副理事長。活動を通じて得た経験をまとめた「ありのままの子育て」や「自立への子育て」などの著作がある。今回の講演は「ありのままの子育て〜地域で豊かに生きるために〜」と題して、発想の転換や自己決定の大切さなどについて語る。講演会は午後3時から体育館で。入場無料。

視覚支援シンボル・ドロップスの展覧会 長野

信濃毎日新聞
現在、佐久平駅横「元麻布ギャラリー」で、視覚支援シンボル・ドロップスを紹介する展覧会が行なわれています。ドロップスとは、コミュニケーションに障害を持つ方のために、長野県内の特別支援教育関係者によって考案された視覚支援シンボルです。自閉症、発達障害の方たちは、言葉でのコミュニケーションが苦手で、文字やイラスト、写真など視覚的なものの方が理解しやすいとされています。展覧会は23日(木)まで。

2010年9月17日金曜日

629人に発達障害の兆候 広島

中国新聞 
福山、尾道、三原、府中の4市と広島県神石高原町の2009年度の健康診査で、発達障害の兆候が確認された1歳6カ月児と3歳児は計629人だったことが各市町の調べで分かった。08年度より81人増えた。5市町は県に対し、未就学児の発達障害を専門に診察する施設を福山市内に設置するよう求めている。健康診査は1歳6カ月児と3歳児を対象に実施されている。発達障害の兆候が確認された幼児の内訳は、1歳6カ月児374人、3歳児255人。全受診者1万2438人(受診率90・2%)のうち約5%を占めた。文部科学省の推計値(6・3%)を下回った。

アウトサイダー・アート展が人気

障がい者の働く場ニュース 
障がい者アートは、正規の美術教育を受けていないことなどから「アウトサイダー・アート」と呼ばれ、独特の世界観を表現した作品が世界中から注目を集めている。現在、パリ市立アル・サン・ピエール美術館では、日本人の障がい者作家による展覧会「アール・ブリュット・ジャポネ展」が開催されており、日本人作家63人の作品が展示されている。なお、滋賀県庁のギャラリーでは、その展示会の様子や作品をパネル展示して、アウトサイダー・アートを紹介している。

既存の建築の利用と障がい者雇用の両立を

障がい者の働く場ニュース 
社会福祉法人「なすびの里」の理事長にしてNPO法人「全国町並み保存連盟」の副理事長でもある殿塚治さんが、栃木市内に現存する昭和初期の店舗を再利用した飲食店「なすび食堂」を創設した。この食堂では障がい者が2名ほど働いており、店では郷土料理の「モロ(ネズミザメ)」のフライが楽しめるるなどの理由で、人気を博している。現在利用されている建物は1927年に建築されたもので、3年前から空き店舗だった。築80年を越える建物には傷みもあったが改修作業を行って、今年7月下旬に食堂を始めた。

ボランティアサークル「ピッコロの会」が解散 山口

宇部日報 
宇部市川上大固屋の知的障害者支援施設・うべくるみ園(山田稔夫施設長)で、二十年間にわたり作業奉仕活動を続けてきたボランティアサークル「ピッコロの会」(宝楽瑞子会長、十人)が、十五日に解散した。同日、園で開かれたお別れ会では、利用者や職員が感謝の気持ちを伝えた。同会は一九九〇年四月、市ボランティアセミナーを修了した第二期生の有志二十二人で結成。毎月一回、同園を訪問し、授産部のウエス加工や箱折り、シイタケの計量・パック詰め、アルミ缶つぶしなどを手伝った。会員の高齢化や体調不良、手伝っていた作業の終了などを理由に、活動の幕を下ろすことにした。

ブルーベリー:自信の出来 障害者施設運営「安芸の郷」が出荷 /広島

毎日新聞 
知的障害や精神障害のある人の授産施設を運営する社会福祉法人・安芸の郷(安芸区矢野東2)が、JA広島果実連と提携し、施設内などで栽培するブルーベリーの出荷を始めて4年。JAを通じて市場に出荷することで、品質にも気を配るようになり、社会とのつながりが強まる。今シーズンの出荷を終えた15日、遊川和良理事長(63)は「ブルーベリーを通じて支援者を増やしたい」と意欲を口にした。市場に出すには、「粒の大きさが1・2センチ以上」「空調の利いた部屋での選別作業」などの基準がある。果実連の河村博文さん(35)は「品質は良く、基準も守られている。今年は小粒で甘くておいしい」と話す。生産農家からの出荷が減る9月ごろに取り扱う。

「えんぴつ画」線の一本、あふれる躍動感 自閉症の奥出君、長井で個展 山形

山形新聞 
幼児期に自閉症の診断を受け、現在、特別支援学級に在籍する長井市豊田小3年奥出優斗君(9)の「えんぴつ画展」が長井市のギャラリー停車場で開かれている。自分の思いを画用紙にぶつけ、大胆な構図が描き出す遠近感が印象的。「同じ障害のある子を持つ人たちとつながることができれば」との両親や担任教諭の思いが個展開催を実現させた。この4月から学級の担任となった色摩和幸教諭は、奥出君が描く絵を見て驚いた。「シンプルで特徴をよくとらえ、遠近感が優れている」。右利きだが、6Bの鉛筆を左手に握り、何の迷いもなく一気に描いていく。細かい部分は芯の近くに右手を添える。走る新幹線、道路、山などを躍動感あふれる筆致で描き「頭の中に風景の下書きがあるかのように、消しゴムも使わない」と舌を巻く。

2010年9月16日木曜日

共に育む 里山と人 三重

朝日新聞
名張市のNPO法人「赤目の里山を育てる会」(伊井野雄二理事長)が、障害のある人たちを対象にした就労支援施設「赤目の森作業所」を、同市上三谷の「エコリゾート赤目の森」内に開いた。自然の中で、さまざまな作業をすることで障害者に適応力をつけてもらうとともに、里山を活性化させることが狙いだ。同作業所は、約30ヘクタールの里山が仕事場。落ち葉の清掃、シイタケ菌を植え付ける原木の切り出し、まきづくり、ニホンミツバチによるハチミツ製造、雑木を原料にしたペレットストーブの燃料「木質ペレット」の製造など、屋外での作業が中心となる。伊井野理事長は「里山保全の作業は多様で、障害者が出来る仕事が必ず見つかるはず。里山を手入れし、間伐材を使えば、化石燃料の消費も減らせる」と話した。開所は日曜、年末年始を除く午前9時〜午後4時。定員20人。

4歳未満児と自閉症児、あくび「伝染しない」 米大研究

AFPBB News 
「あくびは人から人へ移る」ことが分かっているが、4歳未満児と自閉症児はこの現象に無縁だとする論文が、15日の医学誌「Child Development」に発表された。米コネティカット大(University of Connecticut)の研究チームは、正常発育児、つまり実年齢と精神年齢が同じ1〜6歳の120人と、自閉症スペクトラム障害を持つ6〜15歳の30人を対象に、あくびが伝染するのかどうかについて観察した。その結果、おなかの中の赤ん坊は自発的にあくびをするが、産まれてきた赤ん坊の大半は、4歳になるまでは「あくびに伝染しない」ことが分かった。また、自閉症の子どもは、正常発育児に比べてあくびを移される頻度が少なく、自閉症の度合いが高いほどこの傾向が強くなった。

10月17日「障害者の祭典」開催 山口

宇部日報 
10月17日に常盤公園内のときわミュージアム野外彫刻展示場で開かれる第10回「はぁ〜とofふれんずー障害者の祭典」の中で、実行委員会が、来場者向けのアートイベントに取り組む。絵の具を挟み込んで圧迫し、偶発的にできる形や模様を楽しむ絵画技法「デカルコマニー」の実演。知的障害者や発達障害者の中には、素晴らしい感性を持つ人も多いとされ、新たな才能の発掘も期待する。障害者の祭典は午前10時から午後2時まで。アートイベントは、誰でも無料で参加可能。協賛した地元企業五社も初参加し、ユニクロは祭典オリジナルのロングTシャツを限定販売する。

東大、自閉症に関わる脳の体積変化および自閉症の候補遺伝子との関連を解明

日本経済新聞 
自閉症は、相手や場の状況に合わせた振る舞いができないといった対人コミュニケーションの障害を主徴とする代表的な発達障害です。この障害の原因や治療法は未確立で、高い知能を有する人でも社会生活に困難をきたすことが多い現状にあります。東京大学大学院医学系研究科精神医学分野の准教授 山末英典、教授 笠井清登らのグループは、ヒトの脳部位のうち他者への協調や共感に関わる下前頭回弁蓋部と他者の感情の理解に関わる扁桃体について調べ、下前頭回弁蓋部の体積減少が自閉症の対人コミュニケーションの障害に関与すること、さらに扁桃体の体積の個人差が自閉症に関わるオキシトシン受容体遺伝子のタイプに関連していることを、いずれも世界で初めて明らかにしました。

昨日の記事「自閉症、脳に小さい部分 遺伝子型で差」の内容です。

「ぬくもり」伝えます 群馬ナイスハートフェア

MSN産経ニュース
県内の知的障害者施設の利用者による作品展「群馬ナイスハートフェア」(県知的障害者福祉協会主催)が県庁1階の県民ホールで開かれ、多くの来場者でにぎわっている。17日まで。会場には縫製品や木工品などの手工芸品のほか、絵画や書道作品など約460点が展示されている。また、手作りのパンやクッキーなどの即売会も行われている。

札幌:障害者働く「元気カフェ」 市役所ロビーで21日オープン

毎日新聞 
札幌市の大通公園に面した市役所1階ロビーに21日、障害のある人たちが働く「元気カフェ」がオープンする。こうしたスペースが庁舎内に設けられるのは全国でも珍しく、市は障害者雇用の拡大と市民の理解の深まりを期待する。カフェを運営するのは応募者7社から選ばれた宮田屋珈琲(本店・清田区)。精神障害と知的障害のある5人を含むスタッフ7人が働き、コーヒーや軽食を出す。カップはコンセプトに合わせてデザインされた有田焼。運営協力者「ともに福祉会」(西区)の利用者がイラストを描いたタンブラーも販売する。営業時間は市役所開庁日の午前8時〜午後6時。

「ボーダレス・アート」展:障害者の感性表す59点ーー豊岡 /兵庫

毎日新聞 
正規の美術教育を受けていない知的障害者らが創作した作品を紹介する「ボーダレス・アートー魂の鼓動・感性の表出」展が、豊岡市小島の県立円山川公苑美術館で開かれている。構図や配色、美術史など伝統的な美術教育を受けていない人の芸術作品は「アウトサイダー・アート」と呼ばれ、但馬で本格的な展覧会が開かれるのは初めて。型にはまらない構図や色遣いなどの表現が感動を与え、素晴らしい感性が表れた芸術分野として90年代ごろから注目され始めた。松本俊彦学芸員は「アウトサイダー・アートは地方ではまだそれほど知られていないが、障害者らの芸術の可能性に気づいてほしい」と話している。10月17日まで。午前9時〜午後5時。

発達障がいを知る 神奈川

タウンニュース 
屏風ヶ浦地域ケアプラザで10月2日(土)、23日(土)、11月14日(日)、「高機能自閉症の息子とともに歩んだ23年間」講座が行われる。当日は、同症の息子を持つ上野景子さんが講師を務める。自身の体験談を交えながら、社会の中での関わり方や親としての受け止め方について語っていく。時間とテーマは、10月2日が午後2時から幼児・児童期、23日が同時刻で思春期、11月14日は午前10時から成人期となっている。参加費無料。申込み先着順で、定員各60人。

水泳通して成長図る 神奈川

タウンニュース
運動などの幅広い体験を通じて、障害児の心身の成長をサポートする「あおぞら会汽車ポッポ」が横浜ラポールで開いている「障害児水泳教室」。この教室の指導フォローを、港北区在住の渡辺裕樹さん(23)と都筑区在住の久郷将司さん(23)が担当している。二人は自閉症による軽度の発達障害がある。同会卒業生の二人は、水泳教室に6歳から通っており、その縁で、北川昇代コーチからサポートを依頼された。渡辺さんは「やりがいを感じている。手伝いは楽しいですね」と笑顔。久郷さんは「教室に行くのがいつも楽しみです」と話していた。

福祉ショップ「こころん」がオープン1年 山梨

山梨日日新聞 
甲府・朝日通りの空き店舗で障害者授産施設の商品を販売する福祉合同ショップ「こころん」が11日でオープン1年を迎えた。近隣の高齢者を中心に顔なじみのリピーターを増やしつつある一方、補助金終了後の事業のあり方はまだ見えていない。来店者の半数は徒歩や自転車で訪れる近所のお年寄り。一方、障害者を含む販売員3人の賃金は市の補助金でまかなっており、財源のふるさと雇用再生特別基金は来年度末で終了する見込み。来店者は増えてもレジの通過人数は今年に入り500人前後の横ばいで、販売員の1カ月分の賃金を出すのも難しく、経営努力を積み重ねるだけでは自立経営できないのが現状だ。

障がい者の働く場ニュース 9月15日

 ・障害者ワークフェア、今年も開催
 ・無料の就職雑誌が発刊
 ・UDジャパン内山早苗社長が語る
 ・セイラビリティー江の島 障がい者、自立への船出
 ・全国で42位にとどまる雇用率の向上をー埼玉県ー
 ・15社で実習を 東京都障がい者雇用推進プログラム
 ・「障がい」の表記について政府が意見募集

2010年9月15日水曜日

自閉症、脳に小さい部分 遺伝子型で差

47NEWS 
自閉症の人は、他人との協調にかかわる脳の「下前頭回」という部分の体積が一般の人に比べて小さいとの研究結果を、山末英典東京大准教授らが14日、発表した。また自閉症と関連があるとされる遺伝子が特定の型の人は、人の感情の理解に関与する脳の「扁桃体」の体積が大きいことも分かった。山末准教授らは、自閉症などの人と一般の人で、こめかみ付近にある下前頭回の体積を測定。自閉症の人は約20%小さく、特に下前頭回のうち脳の右側にある「弁蓋部」という部分の体積が小さいほど、他人とのコミュニケーションがうまくとれない傾向があった。

自閉症、脳に小さい部分 徳島新聞
自閉症、脳に小さい部分/遺伝子型で差 四国新聞
自閉症、脳に小さい部分 遺伝子型で差 長崎新聞
自閉症、脳に小さい部分 遺伝子型で差 北海道新聞
自閉症、脳に小さい部分 遺伝子型で差 西日本新聞
自閉症、脳に小さい部分 山梨日日新聞
自閉症、脳に小さい部分 遺伝子型で差 京都新聞
自閉症、脳に小さい部分 遺伝子型で差 静岡新聞
自閉症、脳に小さい部分 遺伝子型で差 下野新聞
自閉症、脳に小さい部分 東奥日報
自閉症、脳に小さい部分 遺伝子型で差 中国新聞
自閉症、脳に小さい部分 遺伝子型で差 福井新聞
自閉症、脳に小さい部分 遺伝子型で差 山陰中央新報
自閉症、脳に小さい部分 遺伝子型で差 神戸新聞
自閉症、脳に小さい部分 秋田魁新報
自閉症、脳に小さい部分 遺伝子型で差 河北新報
自閉症、脳に小さい部分 遺伝子型で差 中日新聞
自閉症、脳に小さい部分 遺伝子型で差 東京新聞

京のお店:スポーツクラブ イリアス(南区) /京都

毎日新聞 
身体・知的障害児のための水泳教室「育(はぐく)みレッスン」を今年2月に始めた。幼稚園児から中学生までの男女14人が参加。保護者と2人1組となって、最初は水に慣れるところから取り組む。指導はマニュアル通りにはいかず、美しく泳げるまでには時間もかかる。安全面から受け入れ施設は少ないが、保護者からの要望もあって開講した。「運動能力の向上だけでなく、『順番待ち』など、社会のルールを学ぶことにつながる」とコーチの中根麻里さん。

木津川の子ら障害者と和太鼓共演 10月の全国大会 京都

京都新聞 
10月17日に千葉県成田市で開かれる「日本太鼓全国障害者大会」(日本太鼓連盟主催)に、京都府木津川市の児童ら5人が、サポートメンバーとして出場する。大阪府代表の「豊里学園和太鼓鼓粋(こいき)」との共演に向け、「感動を与えられる演奏を」と練習に励んでいる。豊里学園(大阪市旭区)は知的障害のある子どもたちが生活するの児童福祉施設。療育の一環として和太鼓を取り入れ、全国大会に9年連続で出場している。学校卒業などを機に活動を続けられなくなるケースが多く、メンバーが半減したため、今回初めてサポートメンバーを募った。

知的障害者の自立へ さをり織り制作し販売 兵庫

神戸新聞
洲本市内の知的障害のある高校生らが、精神障害者が中心になって働く「喫茶かくえき」(同市栄町3)で「さをり織り」の制作と販売に取り組んでいる。コースターやランチョンマット、マフラーなど色鮮やかな作品が特徴。関係者らは「学校を卒業しても働ける場所にしたい」と意気込んでいる。「さをり織り」は大阪府出身の城みさをさんが1968年に発案した手織りの手法。見本やルールがなく、自由な感性で織ることから、同じ模様は生まれないという。11月3日からは市民交流センター(同市宇原)で展覧会を開く予定。上田さんは「途中で綿を挟むなどユニークな発想で、思ってもみなかった作品が出来上がる。作品が売れることが自立につながる。多くの人に見てもらいたい」と話している。

県東部の50授産施設、初のアンテナ店 下松に17日 山口

朝日新聞 
障害者らが手作りした商品や作品を販売するアンテナショップが17日、下松市中央町の大型商業施設「ザ・モール周南」にオープンする。障害者の自立支援を図ろうと、県東部の授産施設など約50施設が参加。購入者と心を通い合わせる場に育てたいとの願いから、「cocoross(ココロス)」と名付けた。17日午前10時から、オープニングセレモニーが開かれる。豊富な品ぞろえが売りで、価格は50円〜数万円。常駐スタッフのほか、障害者らも店頭に立って、購入者と交流することもあるという。施設に閉じこもりがちな障害者が社会に溶け込んでいく場にしたいとの考えからだ。

県庁で障害者アート展示 滋賀

時事通信 
障害者による芸術作品のパネル展示が、滋賀県庁舎の渡り廊下で始まった。障害者アートは、正規の美術教育を受けていないことなどから「アウトサイダー・アート」と呼ばれ、独特の世界観を表現した作品は世界中から注目を集めている。
 現在、日本人の障害者作家による展覧会「アール・ブリュット・ジャポネ展」が、パリ市立アル・サン・ピエール美術館で開催されており、日本人作家63人、約730点の作品が展示されている。滋賀県庁ギャラリーでは、パリ展覧会の様子や作品をパネル展示し、アウトサイダー・アートを紹介している。

「とっておきの音楽祭」10周年 書家ライブを開催 仙台

河北新報  
障害の有無を超えて音楽を楽しむ「とっておきの音楽祭」(同実行委員会主催)が今年で10年目を迎えたのを記念して23日、仙台市青葉区のせんだいメディアテークで「とっておきのアートライブ・パート3」が開かれる。節目を飾るイベントには、特別ゲストにダウン症の書家金沢翔子さん(25)=東京都=を招き、「心のバリアフリー」を訴える。6月にあった音楽祭の関連イベントの第3弾。アートライブでは、照明や映像を効果的に使って音楽とアートのコラボレーションを試みる。障害者が絵画制作などに取り組んだ様子を収めたドキュメンタリー映像や完成作品を生演奏とともに紹介。アーティストと障害者たちが一緒に作品を制作する。

2010年9月14日火曜日

発達障害者の支援検討を要請 療育手帳交付で総務省

47NEWS 
総務省は13日、発達障害者が一定水準の知能指数に達していることを理由に、交通機関の運賃割引などが受けられる療育手帳を交付されないケースがあるとして、厚生労働省に支援の在り方を検討するよう要請した。発達障害者は自閉症やアスペルガー症候群などの症状が発現した人だが、身体障害者、知的障害者、精神障害者と異なり独自の手帳制度がないため、知的障害者の療育手帳などを利用して支援措置を受けている。

発達障害者の支援検討を要請 療育手帳交付で総務省 北海道新聞
発達障害者の支援検討を要請 徳島新聞
発達障害者の支援検討を要請 療育手帳交付で総務省 長崎新聞
療育手帳交付で総務省、発達障害者の支援検討を要請 サーチナニュース
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発達障害者の支援検討を要請 療育手帳交付で総務省 北國新聞
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発達障害者の支援検討を要請 秋田魁新報
発達障害者の支援検討を要請 療育手帳交付で総務省 下野新聞
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発達障害者の支援検討を要請 中日スポーツ
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発達障害者の支援検討を要請 岩手日報
発達障害者の支援検討を要請 デイリースポーツ
発達障害者の支援検討を要請 療育手帳交付で総務省 福井新聞

障害年金認定の基準明確化 厚労省、審査期間を短縮

47NEWS 
厚生労働省は13日までに、知的障害者とエイズ患者が障害基礎年金を受給する際に、障害等級の認定基準を明確化する検討を始めた。専門家による検討会で審議し、基準の目安となる数値や例示を増やす方向。審査期間を短縮し、請求から支給開始までのスピードアップを図る。障害年金の認定をめぐっては、日本年金機構が「請求から決定まで3カ月半以内」との目標を掲げているが、平均半年程度かかるのが現状。「審査が遅い」との批判を受け、4月に担当職員を56人から97人に増やした。

障害年金認定の基準明確化 徳島新聞
障害年金認定の基準明確化/厚労省、審査期間を短縮 四国新聞
厚労省、審査期間を短縮、障害年金認定の基準明確化 サーチナニュース
障害年金認定の基準明確化ー厚労省、審査期間を短縮 北國新聞
障害年金認定の基準明確化 厚労省、審査期間を短縮 西日本新聞
障害年金認定の基準明確化 京都新聞
障害年金認定の基準明確化 厚労省、審査期間を短縮 下野新聞
障害年金認定の基準明確化ー厚労省、審査期間を短縮 富山新聞
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障害年金認定の基準明確化 厚労省、審査期間を短縮 山陰中央新報
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障害年金認定の基準明確化 秋田魁新報
障害年金認定の基準明確化 厚労省、審査期間を短縮 河北新報

TOKI、TAKUROら豪華ミュージシャン参加のチャリティCD制作

ORICON STYLE 
ロックバンド・C4のボーカルTOKIが中心となったプロジェクト、STEALTHの1stアルバム『アルストロメリア』(年内発売予定)に、GLAYのTAKUROら豪華ミュージシャンが参加していることが13日、わかった。同アルバムの収益金は、都内の知的障害者施設の児童部35人の子供達の生活支援金として寄付されることが決定。20歳の時に遭った交通事故で多臓器破裂の重傷から生還したTOKIは、自らの経験を詰め込んだ“結晶”が「何らかの支えや勇気の血肉となってくれれば」と期待を込め、TAKUROも「“1人の男の本気”はきっと大きな流れとなり、みなさんの気持ちも巻き込んで大海に向かって行く」とコメントを寄せた。

19日、大会聖火が三次走る

中国新聞 
知的障害のある人たちにスポーツの場を提供する「スペシャルオリンピックス日本夏季ナショナルゲーム・大阪」(11月5〜7日)をPRする聖火リレーなどのイベントが19日、三次市内である。「トーチランin Hiroshima ラン!ラン!みよし」と銘打ち、NPO法人スペシャルオリンピックス日本(SON)の広島県内組織SON・広島が主催する。

整頓が苦手、時間にルーズ 大人のAD/HD

ZAKZAK 
AD/HD(注意欠陥/多動性障害)は多動性、不注意、衝動性が症状の中心となる発達障害のひとつといわれている。普通は7歳までに認められる先天性の脳機能不全だが、大人になって気づく人もいるとされる。自分の“特性”を理解し、長所を生かした生活の見直しが肝心だ。発達障害は脳機能、遺伝、生活環境などの要因が影響して、脳の発達がアンバランスになり生じるが、重度でなければ誰でもある程度の脳のアンバランスはもつ。仕事のミスが多いなどで悩むようなら対応が必要だ。

こういうチェックリストほんとうはやめてほしいです。やってみるとほとんど当てはまりますよね。

チャレンジドが活躍 プロ直伝の味が人気の洋菓子店

障がい者の働く場ニュース 
KSCは、社会福祉法人プロップ・ステーションと、製粉業界最大手日清製粉株式会社の主催で「スウィーツの世界で活躍するチャレンジド(障がいのある人)を生みだそう!」というミッションを掲げて「チャレンジド・プログラム」を開催している。「チャレンジド・プログラム」は、知的、精神的な障がいのある人がこの講座の対象で、超一流のパティシエやブーランジェを講師に迎えて享受する講習会を実施している。洋菓子店で現在活躍するこの男性も、モロゾフのテクニカルディレクター八木淳司さんらの指導を受けた。

障害者雇用優良事業所等表彰式・障害者雇用促進セミナー滋賀で開催

障がい者の働く場ニュース 
滋賀県が、障害者雇用支援月間の障がい者雇用促進・支援運動の一環として「障害者雇用優良事業所等表彰式・障害者雇用促進セミナー」を開催する。障がい者の職業的自立意欲を喚起するとともに、障がい者の雇用問題に関する国民、とりわけ事業主の関心と理解をより一層深めることを目的としている。当日は障がい者雇用優良事業所、優秀勤労障がい者表彰式及び 障がい者雇用促進セミナーを行う。

ふくい障害者雇用フェスタが開催決定

障がい者の働く場ニュース 
福井県内の障がい者雇用の現状を伝え、また企業の障がい者雇用についての理解と認識を深めるためのイベント、ふくい障害者雇用フェスタが福井市内で開催される。主催は福井県・福井市・社団法人福井県雇用支援協会。開催日時は2010年09月29日。当日は県内の障がい者雇用優良事業所及び優秀勤労障がい者、第8回アビリンピック(全国障害者技能競技大会。障がい者が日頃職場などで培った技能を競う大会のこと。)福井大会成績優秀者などが表彰される。

障害者雇用促進就職面接会、千葉で開催

障がい者の働く場ニュース 
千葉県で、障がいのある人の雇用を促進するとともに、障がいのある方の雇用問題について社会一般の理解と関心を高めることを目的に、事業主と障がいのある方による集団面接会が開催される。日時は千葉市会場が10月8日(金)、銚子市会場が10月28日(木)木更津市会場が12月2日(木)。また、日時は未定だが、今後は船橋、松戸ブロックの面接会も予定されている。

障がい者雇用で新会社「いなげやウィング」

障がい者の働く場ニュース 
いなげやは10月1日に新会社「いなげやウィング」を設立する。資本金は1000万で、代表取締役にはいなげやの執行役員人事本部長が就任する。新会社は、障がい者の雇用促進と自立支援を目的として設立される。主な事業内容は、店舗支援業務の請負や労働者派遣業務、人事労務管理の請負などで、社員3名にパートナー社員42名のうち34名は障がい者を雇用する計画だ。

イオンモールで職場体験! 東京

障がい者の働く場ニュース 
9日、株式会社FVP(代表取締役 大塚由紀子)は、イオンモールむさし村山ミュー(東京都武蔵村山市)で障がい者職場体験が行われることを発表した。複数のテナントで10名の障がい者が同時に実習することになる。現在、東京都福祉保健局の実施する「障害者短期職場実習ステップアップモデル事業」は、実習生には貴重な労働体験の場を提供すると同時に、企業側の障がい者への理解・関心を深め、雇用促進のきっかけとなることを目的としている事業だ。この主旨に賛同した同モールは、加盟テナント180店舗と協力し、周辺福祉事業所から障がい者を受け入れることにした。

実例から障がい者雇用を学ぶ 福島

障がい者の働く場ニュース 
福島県の会津若松市が、障がいのある人が実際に就労している事例集(障がい者雇用事例集)を取りまとめた。市民や人事担当者に広く障がい者雇用の実例を知って貰い、障がい者に対する理解と雇用をよりいっそう広めるのが狙い。事例集に例として掲載されている企業は株式会社ダイエー、生活共同組合 コープあいづなど約10社。

無理心中?:宝塚の民家で母親と長男死亡 /兵庫

毎日新聞 
11日午後4時50分ごろ、宝塚市の民家2階の寝室で、この家に住む無職の女性(37)が首をつり、同じ部屋の床に小学1年の長男(6)が倒れているのを、女性の義理の母親らが発見し119番通報した。2人は既に死亡しており、長男の首にひものような物で絞められた跡があることから、宝塚署は女性が長男を絞殺後、自殺したとみて調べている。同署によると、一家は3人暮らしで、女性の夫は出張中だった。女性は自閉症の長男のことで親族に対し悩みを口にしており、女性自身も近く心療内科で受診する予定だったという。義母らは女性の体調について話し合うために家を訪問し、2人を見つけた。女性は夫にあてて、「パソコンを見てほしい」とメモ書きを残していたという。

2010年9月13日月曜日

工賃アップへ 小平市で障がい者施設の製品販売 東京

障がい者の働く場ニュース 
小平市の障がい者福祉課では、13日(月)から17日(金)にかけて障がい者施設の製品を販売する。クッキーやさき織製品、木工製品などを販売する予定で、障がいのある方が販売も担当する。この販売の売り上げは、施設へ通う方の工賃アップにもつながるとのこと。販売する場所は市役所1階の受付横ロビーで、午前9時半から午後4時までとしている。

京都で障がいのある市民の雇用フォーラム開催

障がい者の働く場ニュース 
障がい者の「働きたい」という願いを実現するため、障がいのある市民の雇用フォーラムを、京都市内で2010年11月10日に開催する。主催は総合支援学校生徒の進路開拓をめざす 「巣立ちのネットWORK」。参加費は無料。17回目となった今年は、開会挨拶後勤続5年表彰及び企業への感謝状の贈呈式、行政における障がい者就労に向けた取組の現状、京都市の支援学校の企業就職に向けた取組紹介を行う。

障がい者職業訓練生募集中! 東京

障がい者の働く場ニュース 
財団法人東京しごと財団では、平成22年度「障害者委託訓練受講生」下半期の募集を行っている。これは、障がい者の就労を目的とした委託訓練だ。この委託を受けているのが、障がい者雇用のコンサルティングなどを手がけるKaien(カイエン 鈴木慶太社長)で、9月に入ってからハローワークを通じて募集した第2期職業訓練生の募集は、わずか1週間あまりで定員を上回り、第2期の申込みは終了したこと社長のブログで発表された。選考作業は、再び財団の協力で行われる。次回、第3期は11月26日開始予定。申込みは引き続き都内のハローワークで受け付けている。概要については財団のウェブサイトに掲載中だ。

中部電力子会社で障がい者を積極雇用 愛知

障がい者の働く場ニュース 
中部電力の障害者雇用促進法に基づく特例子会社、中電ウイングは障がい者雇用の維持・拡大に積極的に取り組んでいる。中電ウイングは、01年4月に中部電力の経営理念のひとつ「社会との共生」を具体化するために、重度身体障がい者と知的障がい者の雇用促進を目的に設立された、中部電力100%出資の特例子会社だ。現在47人のチャレンジドが印刷やノベルティーの販売、園芸などに携わる。中電ウイングの取り組みは社内にとどまらず、ほかの特例子会社と協力して中部地域のネットワーク組織を立ち上げるなど、活動の幅を広げている。

小規模事業所の集合体、トータルライフサポートふくやま誕生

障がい者の働く場ニュース 
広島県福山市内の障がい者授産施設や小規模作業所など60事業所が、障がい者の自立支援の拠点となる、「トータルライフサポートふくやま」を設立し、8月19日に福山市伏見町に事務所兼店舗を開設した。小事業所では通常受けられなかった仕事を、連携する事によって受注できるようにして障がい者の工賃を引き上げるのが狙い。

イトーヨーカドーのノーマライゼーション

障がい者の働く場ニュース 
セブン&アイHLDGSは2009年6月1日現在、グループを合わせて何と896人、法定数値を上回る2.23%もの障がい者の雇用を行っています。そして、グループのノーマライゼーションの中核となっているのが、北海道北見市にある「株式会社テルベ」です。北見市も1%を出資する同社は、2009年1月現在、社員29名のうち17名が障がいを持たれています。働きやすさや安全を優先して考えられた同社では、印刷事業部と椎茸事業部があり、特に椎茸は1年間休みなく生産され、イトーヨーカドーの各店にて販売されています。

知的障害者1729人競う 久留米でときめき スポーツ大会開催 福岡

西日本新聞 
県内の知的障害者が参加する「第30回ときめきスポーツ大会」が11日、久留米市東櫛原町の久留米総合スポーツセンター陸上競技場など市内3会場で行われた。陸上、フライングディスク、卓球、ボウリングの4競技が行われ、自治体や学校、福祉施設ごとに77団体、1729人が参加、練習の成果を競った。この大会の成績などを参考に、10月に山口県で開催される全国大会の出場者が選ばれる。

スペシャルオリンピックス 自転車競技会 熊本

テレビ熊本 
スペシャルオリンピックス日本・熊本の自転車競技会が今日、熊本市の熊本競輪場で開かれました。この自転車競技会は、知的発達障害のある人たちが安全に自転車を乗りこなし行動範囲を広げ、社会の一員になれるようにと初めて開かれています。競技には、14歳から36歳までの男女14人が参加。500メートルと1000メートールの2種目でタイムトライアルが行われました。選手たちは、プロの競輪選手が使う1周500メートルのバンクを真剣な表情で風を切りながらタイムを競っていました。

2010年9月12日日曜日

包摂教育 障害児も地域の学校で

山陰中央新報 
島根大学法文学部准教授 加川 充浩
たとえわが子が障害を持っていたとしても、他の子と同じように地域の小中学校で学ばせたい。そう切実に願う障害児の親は、決して少なくないと思われる。「障害があっても地域で生活したい」という考え方は、戦後の障害者運動の中核にあったとも言える。しかし、こうした親(と本人)の願いが、現行の法制度には十分に反映されていない。それらの障害児は、近所の子どもたちとは異なり、自宅から比較的距離の離れた特別支援学校(盲・聾・養護学校)に通うことになる。そうではなく、障害があっても地域の小中学校に籍を置くことができるようにする。こうした原則を「インクルーシブ(包摂)教育」とよぶ。これは、2006年に国連総会で採択された障害者権利条約で提示された。

障がい者がネットの闇を取り締まる

障がい者の働く場ニュース 
近年、携帯ゲームの会員制交流サイトSNSやブログ、2ちゃんねるなどに売春の誘いや他社に対する事実無根な誹謗中傷などが書き込まれ、それが放置されていることが問題となっている。こうした問題を解決し、また障がい者雇用を創設するため、インターネット・コンサルティング会社のビー・ナチュラルと、障がい者就業・雇用支援センターが、ネット上の有害情報などを監視・検閲する作業を、障がい者の仕事として事業化する試みに取り組んでいる。この業務はブログ・掲示板の投稿監視・検閲事業を担うビー・ナチュラル社長の林俊樹氏が「在宅で、日頃からパソコンを使用する機会が多い障害者に手伝ってもらえるのではないか」と考え、その考えに障がい者就業・雇用支援センターが「働く意欲のある人にチャンスが増える」と協力を決めたために開始された。

都の障害者雇用推進プログラム、15社に実習の場 東京

日本経済新聞 
東京都は障害者の就労を支援するため「障害者雇用・就労推進連携プログラム2010」をまとめた。景気低迷に伴い離職した障害者を対象に、職場実習の場を用意し再就職を促す新規事業などが柱。障害者の職場定着を支援するため、中小企業などに派遣する都独自の「東京ジョブコーチ」も増員する。職場実習事業では障害者の法定雇用率を達成していない中小企業15社に2人ずつ実習を受け入れてもらう。ジョブコーチは2009年度の40人から今年度は60人、支援件数も前年度の約270件から480件に増やす。全労働者のうち障害者が占める比率である障害者雇用率は1.56%(09年)で法定雇用率の1.8%を下回っている。

障害者施設製品を集めた「東北ナイスハートバザール」開催 岩手

岩手日日新聞 
東北6県の障害者施設製品を集めた「東北ナイスハートバザール」が10日、盛岡市のイオン盛岡南ショッピングセンターで始まった。障害者施設の製品を集めた販売会としては県内最大規模で、商品の販売を通して障害者が買い物客らと交流を深めている。12日まで。障害者施設への理解を深めてもらい、施設の取り組みを知ってもらおうと、県社会福祉協議会障がい者福祉協議会と障がい者就労支援振興センターが主催し、初めて開催。県内を中心に東北6県の53施設が出品し、菓子や農産物、雑貨など約700点を販売している。

サーフィンに知的障害のある子どもたち初挑戦、プロサーファーらが教室 神奈川

カナロコ 
知的障害のある子どもたちのためのサーフィン教室が11日、茅ケ崎市東海岸南の海で開かれた。子どもたちは波乗りに初挑戦。波をとらえてテークオフに成功すると、参加者や家族らは手をたたいて喜んでいた。知的障害児のためのサーフィンスクールを企画しているボランティア団体「Ocean’s Love」の主催。横須賀市出身でハワイ在住のプロサーファーのアンジェラ・磨紀・バーノンさん(30)を中心に2005年から活動を続けており、今夏も6月からこれまでに計4回、サーフィン教室を開催している。

佐久で発達障害支援イラスト展 長野

信濃毎日新聞 
自閉症など発達障害の子どもの支援に使うイラスト「ドロップス」の展示会が10日、佐久市佐久平駅北の元麻布ギャラリー佐久平で始まった。A4判の約1200枚を飾り付けた。23日まで佐久市の佐久総合病院、南佐久郡小海町の町高原美術館、北佐久郡御代田町の浅間縄文ミュージアム、上田市の国立病院機構長野病院で同時開催している。

岩出の中2が王者に 自閉症の人らのレスリング全国大会 和歌山

朝日新聞 
ダウン症や自閉症の人たちが競うレスリングの全国大会「早稲田カップ」(ワセダクラブ主催)で、自閉症の障害を持つ県立紀伊コスモス支援学校中等部2年の里口綾悟(さとぐち・りょうご)君(13)=岩出市=が中2男子軽量級の部で優勝した。里口君は「もっともっと強くなりたい」と練習に励んでいる。里口君は太田コーチが昨年10月に和歌山市で開いた体験教室で興味を持ち、中村さんのクラブに入門した。それまでスポーツの経験はなかった。中村代表は「最初はなかなか動けず、ただ立っているだけだった」が、8カ月の練習で才能を開花させた。家でも筋トレに励み、1回もできなかった腕立て伏せが20回もできるようになった。

知的障害者への理解深めて 岡山

山陽新聞 
知的障害93件者への理解を深めてもらおうと、福祉施設が利用者の生活ぶりを紹介する「備前圏域ゆうあい福祉展」(県など主催)が11日、岡山市中区原尾島の天満屋ハピータウン原尾島店で始まった。12日まで。岡山、玉野市など備前地域の19施設が「出会い・ふれあい・あふれる笑顔」をテーマに出展。利用者がパンや工芸品作りに取り組みながら、社会参加に向けて努力する姿をパネルや作品で紹介した。

2010年9月11日土曜日

「山下清展」始まる 岡山・デジタルミュージアム

山陽新聞 
旅先の風物を繊細な貼絵(はりえ)で描いた“放浪の天才画家”山下清(1922〜71年)の画業とその人生を紹介する「山下清展」(岡山市デジタルミュージアム、山陽新聞社主催)が10日、同市北区駅元町の同ミュージアムで始まった。12歳で入所した養護施設で貼絵を始めた清は、18歳から断続的に全国を旅し、作品を制作。温かみのある作品だけでなく、生きざまは映画やテレビドラマにもなり、幅広い世代から愛されている。

障害のある人の幸せは? 施設職員らパネル討論会 大阪

MSN産経ニュース 
障害のある人が幸せに暮らせる地域のあり方を考えようと、池田市民生委員・児童委員協議会(正田吉信会長、173人)は9日、同市の市民文化会館アゼリアホールで施設職員とパネル討論会を行った。企画したのは、同協議会の生活福祉部会。障害のある人と接することはあっても、障害のある人が地域で暮らす上での困難さを知る機会がないことから、市内にある3つの知的障害者施設・事業所に“生の声”を聞きたいと依頼した。同協議会生活福祉部会の佐藤志朗さんは「討論会が、障害のある人に対する市民の理解につながるきっかけになれば…」と話していた。

三重県鳥羽市の海で障がい者と学生の交流会

障がい者の働く場ニュース 
三重県鳥羽市の市営安楽島海水浴場にて、障がい者との海のバリアフリー体験が開催される。主催は、鳥羽市社会福祉協議会のほか、磯遊びなどのエコツアーを企画している海島遊民くらぶと、高齢者、障がい者向けの観光情報などを提供しているNPO法人・伊勢志摩バリアフリーツアーセンターで、募集対象は障がい者及び学生。

瑞宝太鼓:長崎・雲仙の知的障害者プロ奏者集団、宗像であす初公演 /福岡

 
長崎県雲仙市を拠点に活動している知的障害者の和太鼓プロ奏者集団「瑞宝太鼓」が11日、結成10年目にして宗像市で初めて公演する。先月の第9回東京国際和太鼓コンテストで障害者として全国初の優秀賞に輝いたばかりで、団員は公演に向け練習に励んでいる。宗像公演は11日午後6時半、宗像市久原の宗像ユリックス・ハーモニーホール。宗像高校吹奏楽部が友情出演する。曲目は「漸進打波(ぜんしんだは)」「旅」「闘魂」など10曲。

一人ひとりの個性がきらり 神奈川

タウンニュース 
ダイナシティ・イースト(イトーヨーカドー)で今月2日から4日間、知的障がい者の作品展「きらりフェスタ2010」が開催された。社会福祉法人宝安寺社会事業部が運営する4施設約170人が作った陶芸品や編み物、パン、クッキーなどが即売展示され、今年で8回目となる。「好評をいただけました。働いて自立することだけを重視するのではなく、今のままでも一人ひとり輝いていることを発信できたら」と、主催スタッフは話している。

絵画や版画 障害者らの力作 広島

中国新聞 
障害者作業所の通所者や高齢者施設の入所者たちの作品を集めた「きらっとひかるアート はつかいち芸術展」が、廿日市市下平良のはつかいち美術ギャラリーで開かれている。12日まで。入場無料。NPO法人ふくし文化塾はつかいちの主催で、市内や広島市の12団体から約100人が110点を出展した。桜やスイセンの花を細部まで描いた水彩画や版画、色とりどりの糸を組み合わせたさをり織りのマフラーなどが並ぶ。

弘前で障害者雇用推進シンポ 取り組みなど報告 青森

陸奥新報 
県が主催する障害者雇用推進シンポジウムが9日、弘前市末広4丁目の市総合学習センターで開かれた。事業所の担当者ら約50人が参加し、厳しい環境にある障害者雇用の現状や働く場の確保に向けた取り組みを話し合った。シンポジウムでは青森労働局の担当者らが障害者雇用の現状や支援制度について説明。この後、「障害者雇用を進めるために」をテーマにパネルディスカッションが行われた。

あぜりあ苑の入所者ら39キロ力走 青森

北海道新聞 
七戸町の知的障害14件者更生施設「あぜりあ苑」(坂本秀熙苑長)が9日、東北新幹線七戸十和田駅開業を記念し、八戸ー七戸十和田駅間で駅伝を行った。同苑は東京都の委託施設で、入所者や保護者が年に数回、本県と東京都を往復する。参加者はこれまで利用してきた八戸駅へのお礼と、七戸十和田駅へのあいさつの気持ちを込め、両駅間約39キロを走り抜いた。

上京・まんまん堂のシャッター絵画、商店街に彩り 京都

京都新聞 
知的障害者が働く蒸しまんカフェ「まんまん堂」(京都市上京区堀川通下長者町下ル)のシャッターに、地元のアーティスト集団による絵画が登場した。店や商店街の雰囲気になじむかわいいデザインで、夕方の営業終了後も店をアピールしている。まんまん堂は、社会福祉法人京都ワークハウスが2004年に開店し、08年秋に堀川商店街内に移転した。蒸しまんや軽食を販売し、地域に親しまれている

二科展:デザイン部門 自閉症抱えた相田さん入選 絵で社会との距離縮まった /埼玉

毎日新聞 
鴻巣市在住の相田大希(ひろき)さん(25)のポスターが、第95回記念二科展のデザイン部門で入選した。同展での入選は5回目。幼いころから自閉症を抱え、コミュニケーションをとるのは苦手だが、母英梨子さん(58)は「絵を通じて、社会との距離が縮まった気がする」と話している。作品は薄いピンク色のソファに腰掛けた白と茶のぶちの猫など3匹を描いた。相田さんの作品は、水性サインペンを何色も塗り重ねる画法が特徴。今回は、約20色を使い2日間で仕上げた。作業所に通いながらペンを握る相田さんは入選を聞き、「良かった」とはにかんだという。相田さんの作品は、国立新美術館(東京都港区六本木)で、13日まで開かれている「二科展」で展示されている

障害ある子へ、教科書もバリアフリー 12日にセミナー 大阪

 
発達障害や視覚障害のある子どもたちのために既存の教科書を改良した「マルチメディアデイジー教科書」をより広く活用してもらおうと、社会福祉法人日本ライトハウス情報文化センター(大阪市西区江戸堀1丁目)が12日にセミナーを開く。この教材は、小中高校生の教科書の内容をパソコンに映し出し、文面を音声にしたり、文字を大きくできたりする。文字の大きさや声の速さの調節も可能で、小さい字を読みづらかったり、文章や図の読み方がわからなかったりする子どもにとって使いやすい工夫がしてある。2008年に「教科書バリアフリー法」が施行され、障害のある子どものために教科書を複製した教材開発が正式に認められた。

2010年9月10日金曜日

取り押さえ死目撃者 「警察官が殴っているように見えた」

佐賀新聞  
知的障害者の安永健太さんが警察官に取り押さえられた直後に死亡した事件で、特別公務員暴行陵虐致傷罪に問われた佐賀県警巡査長松雪大地被告(30)の第3回公判が8日、佐賀地裁(若宮利信裁判長)で開かれ、検察官役側の証人として出廷した目撃者の女性が「警察官が健太さんを殴っているように見えた」と証言した。「振り下ろす時、グー(握り拳)に見えた」とし、「抵抗する健太さんの腕をつかもうとする行為とは違う」と述べた。 女性は希望により、松雪被告や傍聴席との間に遮へい板でついたてをして出廷。証言については「(乗り気ではなかったが)話さなければならないと思った」と話した。

スペシャルオリンピックス:知的障害者の練習支えて ボランティア募集 /山口

毎日新聞 
知的障害のある人たちがスポーツを楽しむための「スペシャルオリンピックス日本・山口下関支部」(林裕子支部長)が、ボランティアのコーチやスタッフを求めている。水泳や陸上競技など、競技経験の有無にかかわらず「選手に寄り添ってくれる人を」と呼び掛けている。昨年9月発足の下関支部では、▽水泳=月2回、土曜正午▽卓球=月2回、火曜午後6時半▽バスケットボール=第1、3金曜午後7時▽陸上競技=第1、3日曜午前10時ーーにそれぞれ活動。ボランティアに関心のある人のため19日午後2時、下関市竹崎町の「しものせき市民活動センター」(ヴェルタワー下関2階)で説明会を開く。参加無料。

【橋下府知事ー平松市長・首長討論】(2)平松市長「支援学校、府の責任を果たしてほしい

MSN産経ニュース 
橋下 府の教育委員会に支援学校の設置義務がある。全広域ということになれば、政令市は設置義務がなくても交付税措置になる。これを府が受けることになれば、持ち出しは数億かかるという試算はあるが、財政論の話ではなく。支援学校は全域でやる仕事なら、ちゃんとやる。市でやるけど補助金、というのは中途半端。府も全体で支援学校に取り組み、4校増設にGOをかけた。市のなかの支援学校も含めると効率的に運営できる。補助金制度ではなく、府がまるごとやるので、そのかわり府がマネジメントもやる。

【橋下府知事ー平松市長・首長討論】(1)橋下知事「合意できるとはこれっぽっちも思っていない」 
 MSN産経ニュース

9月19日(日)にお月見キャンドルナイト@遊行寺を開催 神奈川

タウンニュース 
「キャンドルナイト湘南台」代表 高井 美来(みくる)さん
「キャンドルナイトという時間や空間を通じて、人と人、自然、社会といったあらゆるつながりを再考するきっかけになれば」。2年前、冬至に向け湘南台公園で開催したのが始まりで、「活動を広めたい」との思いから、今回初めて遊行寺で開催する。当日灯されるキャンドル700個は全て、福祉作業所で製作されたもので、1個50円で近隣企業に販売し、売り上げを100%還元している。「キャンドルナイトを通した障害者の就労支援がしたい」と、福祉への関心の高さを窺わせる。「大学や企業、地域という独立した組織を結び付ける架け橋になりたい」。イベント開催へ向け、駆け回る毎日だ。

いなげや/障害者雇用の促進で新会社設立

流通ニュース 
いなげやは10月1日、障害者の雇用促進と自立支援を目的とした新会社を設立する。新会社の名称は「いなげやウィング」(東京都立川市)で資本金1000万円。いなげやが100%出資し、代表取締役には、高橋久尚いなげや執行役員人事本部長が就任する。いなげやでは、現在132名の障害者を雇用しており、実質雇用率は2.52%となっている。新会社を設立し、5年後には障害者雇用率を4%に高める計画だという。

プロ直伝の洋菓人気 障害者就労支援で技術習得 兵庫

神戸新聞 
障害のある人に一流パティシエが製菓技術を教える講座「神戸スウィーツ・コンソーシアム(KSC)」で学んだ内海友人さん(35)=神戸市北区=が、障害者の就労を支援する事業所が開いた洋菓子店で腕を振るっている。プリンや焼き菓子が好評で、宅配サービスを利用する高齢者も。プロ直伝の味で勝負する。KSCは、障害者の就労を支援する同市の社会福祉法人「プロップ・ステーション」(竹中ナミ理事長)と製菓業界が2008年に始めた。知的、精神的な障害のある人が対象で、内海さんは1期生。半年間、オーストリア政府公認の製菓マイスターで、製菓会社モロゾフ(神戸市)のテクニカルディレクター八木淳司さんらの指導を受けた。

障害者手作りパンで定期市 山口

中国新聞 
山口県和木町内の障害者の保護者たちでつくるボランティアグループ「クローバー」が8日、同町瀬田の障害者作業所「ふれあい工房」で作ったパンを販売する定期市を始めた。今後、毎月第2水曜に開く。同工房のパンはこれまで、町内のイベントで販売してきた。町民から好評だったため、定期市開催に踏み切ったという。クローバーの中礒利博代表(48)は「定着してくれればうれしい」と話していた。

知的障害者:「福祉は障害者の権利」 家族会全国大会で講演会 兵庫

毎日新聞 
入所施設・通所施設で暮らす知的障害者の家族団体「全国知的障害者施設家族会連合会」の全国大会が8日、神戸市中央区のメリケンパークオリエンタルホテルで開かれ、桃山学院大学の松端克文准教授による基調講演や、公開座談会などが行われた。全国大会が県内で開かれたのは初めて。障害者の親や福祉関係者など約700人が参加した。松端准教授は「見つめよう 障害者福祉の行方」と題して講演した。スウェーデンの社会保障制度を紹介した上で、「障害者が地域でいきいきと生活できるような『支援の輪』を地域社会につくるべき」と訴えた。

障害者の手作りパン店、11日開店 足利

下野新聞 
障害491件者の自立を支援する「社会就労センターきたざと」(阿由葉寛施設長)は11日、障害者が手作りパンを提供する新店舗「ピーターパン」を元学町にオープンする。「多くの方にこだわりのパンを楽しんでもらいたい」と期待を膨らませながら、開店準備に追われている。同センター(利保町)は約10年前からパン製造事業を始め、公共施設や近隣の学校などで委託販売していた。施設内でも販売していたが、利用者から「パンを買いたいが施設には入りにくい」との声があったため、より多くの市民に利用してもらおうと元学町に移転する形で新店舗を開くことにした。初日の11日は、午前11時から販売開始。13日以降は午前10時〜午後6時。土日祝日定休。

牛久市 来年4月 成年後見支援窓口設置 茨城

朝日新聞 
牛久市社会福祉協議会は、「市成年後見サポートセンター」を設立する。8日発足した検討委員会で業務の内容を協議し、来年4月からスタートさせる予定だ。成年後見人制度は、判断能力が低下した認知症高齢者や障害者らに代わり、家庭裁判所が選任した後見人が財産管理や福祉サービスの選択、施設への入所契約などの法律行為を担う制度。同協議会の計画によると、同センターは、同制度の説明や利用の支援などの相談業務のほか、後見人がいない場合に施設への入所や年金手続きなどをする法人後見などを行う考え。また市民後見人の養成なども検討している。

はらっぱの家:10年目の歩み 作業と交流、地域とともにーー西原 /熊本

毎日新聞 
西原村小森の知的障害者支援施設「はらっぱの家」の活動が今月で10年目に入った。一昨年、昨年と活動収支は赤字だが、障害者やスタッフらは「知的障害者の仕事の場づくりとさまざまな人との交流の場にしたい」と、これからも活動を続けていくつもりだ。「はらっぱの家」は、知的障害の娘の両親で当時会社勤務だった土田良治さん(57)と妻なつ子さん(62)が01年、村の農協婦人部の施設を譲り受け「娘をずっと施設に入れておくのは可哀そう」と一念発起し開設した。土田さんの長女里奈さん(33)は朝10時〜夕方4時半、笑顔で週6回の店番をこなす。良治さんは「10年間ほぼ休まず皆勤を続ける娘の姿に、教えられるものが多い」と話す。

ひまわりバザー:家庭に眠る不用品、提供をーー来月31日、伊賀・上野東小 /三重

毎日新聞 
上野市予野の知的障害者通所施設「上野ひまわり作業所」が10月31日、チャリティーバザーを市立上野東小(緑ケ丘中町)で開く。作業所では、家庭に眠る不用品などの提供を呼び掛けている。作業所の保護者会が「ひまわりバザー」として毎年開いている。売上金は、グループホーム整備など施設充実の資金の一部に充てる方針。衣類や洗剤などの日用品、缶詰や飲料など日持ちのする食品などを募集中。提供は今月24日まで。

勇気ある経営大賞に日本理化学工業

SankeiBiz 
革新的な技術開発や経営手法に果敢に取り組む企業を表彰する「第8回勇気ある経営大賞」(主催・東京商工会議所、協力・フジサンケイ ビジネスアイ)は9日、受賞企業10社を発表した。大賞に輝いたのはメディカルケア製品開発のアルケアと、チョークを主力とした文具メーカーの日本理化学工業。アルケアは、皮膚保護機能を持つ国産初の人工肛門(こうもん)装具「セルケア」を開発。日本理化学工業は知的障害者を積極的に採用し、主戦力として活用している。

2010年9月9日木曜日

障がい者雇用の啓発誌 最新号発行

障がい者の働く場ニュース 
独立行政法人 高齢・障害者雇用支援機構から『働く広場』9月号が発行された。障がい者を雇用している事業所の職場ルポや最新の雇用事例など、障がい者雇用に関する問題を掲載した事業主向けの啓発誌だ。今月号の巻頭「心のアート」では、切り絵画家・上田豊治(うえだ とよはる)さんの作品が掲載されている。1969年山口県萩市に生まれ、三歳のときに自閉症と診断された。多動、強い固執性、対人関係がうまく持てないなど、自閉症の症状を抱えながら、母親である上田幸子さんや周囲の応援で、素晴らしい才能を開花させ、現在は画家として自立している。

「イノセンスーーいのちに向き合うアート」展 栃木

朝日新聞 
障がいの有無や美術教育を受けたかどうかにかかわらず、作品本位で展示してみるーー。栃木県立美術館(宇都宮市桜)で開催中の「イノセンスーーいのちに向き合うアート」展は、そんな意欲的な試みだ。展示は38人の約200点。何らかの障がいがある人が半数で、その多くが栃木県内の施設で制作している。どんな作品があるのか、今展に合わせて同館が調べた。「イノセンス」展が先駆的なのは、障がい者の作品を「アウトサイダー・アート」としてーくくりにするのではなく、現代美術家の作品を加えて境界を問い直した点にある。20日まで、13日休み。

手ぬぐいで久慈の伝統PR  障害者支援事業所「松柏園」 岩手

岩手日報 
久慈市長内町の障害者就労継続支援事業所松柏(しょうはく)園(田代順園長)は、北限の海女と柔道の故三船久蔵10段をモチーフにした手ぬぐいを作製した。10日から盛岡市で開かれる福祉施設の製品を集めた東北ブロックナイスハートバザールで発売する。障害者らが丹精を込めて作った商品を通じて、久慈の伝統をアピールする。手ぬぐいは縦90センチ、横35センチ。バザールでは50枚用意した「海女タイプ」を500円、100枚用意した「三船十段タイプ」を700円で販売する。アイロンを使って、素潜り漁の作業着型と柔道着型に折り畳んだ。バザールは10日から3日間、盛岡市本宮のイオン盛岡南ショッピングセンターで開かれる。

新食品開発にやりがい 気仙の障害者授産施設 岩手

岩手日報 
気仙地域の障害者授産施設の利用者が調理した新商品試食会は7日、大船渡市猪川町の大船渡地区合同庁舎で行われた。地元食材を利用したお菓子など食品6品をお披露目。参加者の反応も上々だった。もともと工賃倍増を目的とした事業だが、やりがいを感じる利用者の「笑顔倍増」にもつながっている。盛岡市の食品開発プロデュース、メグミプランニングの小野寺恵代表が指導した。県のけせんチャレンジ・アップ作戦(工賃倍増支援)モデル事業として実施。気仙地域の月当たり平均工賃は1人約2万3千円で、来年度に2万7700円とすることを目標としている。

障害者のためにうなぎ弁当贈る 愛知

読売新聞 
豊田市飲食業組合(水野功組合長、加盟店約550店)は7日、市内の福祉施設を利用する障害者のためにうなぎ弁当248食をプレゼントした。同市平芝町にある知的障害者の通所施設「第二ひまわり」で受領式が行われ、水野組合長は約70人の通所者を前に、「この弁当を食べて、暑さを乗り切ってください」とあいさつ。通所者の1人が「うなぎ食べて元気もりもり」と感謝の言葉を述べた。

成年後見制度:18日、沼津で講座 県司法書士会、無料相談も /静岡

毎日新聞 
県司法書士会などは18日、判断能力の低下した高齢者などをサポートする「成年後見制度」について公開講座を沼津市大手町の東部パレットで開催する。参加に事前予約は不要で、参加料はテキスト代1000円。成年後見制度は、高齢や精神障害などで判断能力が低下した人に財産保護や生活のサポートをする後見人を裁判所が選任する仕組み。後見人には親族のほか、司法書士や弁護士などが選ばれる。県司法書士会によると、この制度を主に利用しているのは、▽老人ホームにいる母親の財産を兄弟が勝手に持ち出してしまう▽知的障害を持つ子どもの将来が不安ーーなどの悩みを持つ親族という。講座は午後1時〜4時45分まで。

12日に成年後見電話相談/司法書士会など 福島

福島放送 
県司法書士会と成年後見センター・リーガルサポートふくしま支部は12日、高齢者・障害者の財産と福祉を守る成年後見電話相談会を開く。相続、遺言、贈与、登記のほか虐待やいじめなど人権問題、成年後見制度の活用法について会員が相談に応じる。税理士や社会福祉士、社会保険労務士、人権擁護委員らも加わる。相談は無料で時間は午前9時半から午後4時半まで。

あおぞらSHOP:知的障害者に働く場 四万十町特産や手作り品ーー高知 /高知

毎日新聞 
高知市の越前町商店街の一角に、ゆったりと時を刻む県産品販売店がある。知的障害者らが接客などを担う、同市越前町2の「あおぞらSHOP」だ。約20平方メートルの広さで昨年4月にオープン。品数はまだ少ないが「いずれはここを拠点に、会社などへ積極的に売り出したい」と、毎日笑顔で買い物客を迎え入れている。店の人気者、前田高昌さん(32)が店外まで出て客を見送った。できない作業があると、徹夜で練習して覚えてくる努力家だ。県内の公立高校定時制を卒業した前田さんは、新聞配達員などを経て約10年前に同事業所へ。当時は一日中独り言を言っているなど「自分でもよく分からない状態」で、人と会話もできなかった。仲間との交流や接客を経験し、今では「お客さんと話すのが楽しい」という。

知的障害者の職場体験実習 実習生募集について

経済産業省 
経済産業省四国経済産業局において、知的障害者の雇用に関する職員の理解を深めるとともに、人事管理上の課題等の抽出及びその対応策を検討するため、平成22年10月〜11月の間の3週間程度、知的障害者の職場体験実習を実施することとし、実習を希望する知的障害者を募集します。

「病気も障害も大切」 思い込めた3映画、20日上映 愛知

朝日新聞 
病気も障害も大切。一人ひとりが大切な存在なんだーー。そんなメッセージを込めた3本の映画が20日、長久手町の愛・地球博記念公園内の愛知国際児童年記念館で上映される。全国各地の自主上映会で反響の大きかったドキュメンタリー映画だ。作品の一つには日進市の親子が出演している。上映されるのは「1/4(よんぶんのいち)の奇跡」「光彩(ひかり)の奇跡」「宇宙(そら)の約束」。上映会は午前9時50分に始まり、撮影スタッフのあいさつも挟んで、午後4時50分に終了する予定。前売り参加費は3本通しで一般1500円、高校生以下・障害者千円(当日は500円増し)。

2010年9月8日水曜日

就業支援おしゃれに 障がい者福祉事業所イメージ一新

琉球新報 
障がい者の就労支援におしゃれで実践的な場所を提供する福祉事業所「エスペレ」(濱畑直哉代表)が1日、名護市大東に開所した。厨房(ちゅうぼう)や接客、ベーカリーなどのコースを学ぶ場は、代表の濱畑さん(51)が経営するカフェ「ヒプノ」。濱畑さんは「下請け作業がイメージの障がい者の仕事を変えたい」と話している。開所式には、地域住民や福祉関係など多数が参加し、新たな福祉の拠点誕生を祝った。濱畑さんは「障がい者も自分たちで自立する形をつくっていくべきだ。地域と一緒になって、将来的には不登校の子たちも支援していきたい」と話した。

雇用創出と工賃向上 障害者アンテナショップ、東向き商店街に開店 奈良

奈良新聞 
障害者が働き、障害者が作った商品を販売する障害者アンテナショップ「(仮称)ふれあいショップ」が今月1日、奈良市東向南町の県女性センター1階にオープンした。近鉄奈良駅前と結ばれる東向き商店街は観光客を含め集客効果が高い。障害者雇用の創出、売れる授産品づくりなど、障害者の雇用促進と授産所の工賃向上を図るモデル事業として期待される。店の名称は店頭や県のホームページで24日まで公募している。アンテナショップは物販と喫茶・軽食のコーナーがあり、県内の4つの障害者施設で焼かれたパンを置くベーカリーを併設。物販コーナーでは奈良の土産物と併せて、県内の障害者施設で作られた加工食品や各種雑貨を販売。

授産施設の賃金増を 都内自治体、障害者自立後押し 東京

日本経済新聞 
都内の自治体や企業などが障害者が働く授産施設での製品開発や販売で協力する動きが広がっている。東京都大田区はパンの製造販売会社や専門学校と連携して製品開発に乗り出し、墨田区は製品販売で協力する。授産施設で働く従業員の賃金は平均で月1万5000円程度にとどまっている。製品の価値を高めて売り上げを増やし賃金を引き上げることで従業員の自立を支援する。都の調査によると、都内の授産施設で働く障害者の2007年度の賃金は月額約1万5000円で自立を妨げる一因になっている。都は11年度までに賃金を06年度比で倍増させる計画を打ち出しており、10年度は授産施設に経営コンサルタントを派遣し、商品開発や市場開拓などを助言する事業を始めている。

障害者手帳で支援さまざま

読売新聞 
障害者の持つ手帳は、障害によって異なっている。身体障害のある人は「身体障害者手帳」、知的障害のある人は「療育手帳」、精神障害のある人は「精神障害者保健福祉手帳」。都道府県などから交付される。療育手帳(東京都では「愛の手帳」と呼ばれるなど、都道府県で名称が違うこともある)の申請も、顔写真を添えて市区町村の福祉担当窓口へ。認定や等級は、知能指数で判定されるが、区分の仕方は都道府県などによって異なる。申請には、18歳未満は児童相談所で、18歳以上は「障害者福祉センター」などの名称の指定機関で、それぞれ面接による医師の判定が必要だ。有効期限があり、再判定と更新の手続きが求められる。

きょうだいに障害者がいる人が語る「本音」 岐阜市で勉強会

岐阜新聞 
きょうだいに障害者がいる人が本音を語り合う勉強会「きょうだいフォーラム 障がい児のきょうだいについて考える」が5日、岐阜市日光町の市日光コミュニティセンターで開かれた。障害児の子育てに追われる親に甘えられなかったことや、障害者への偏見でいじめに遭っても親に言えなかったことなど、なかなか言えなかった心の内を語り合った。障害児・者の自立と共生をサポートする市民団体「ひまわり」(宮川光子代表)が主催。会員を中心に、障害者の保護者や障害者福祉に取り組むボランティアら約100人が参加した。

歌舞伎症候群の遺伝子特定

47NEWS
歌舞伎の隈取りに似た独特の顔つきや軽度の知的障害などが特徴の先天性疾患「歌舞伎症候群」は、遺伝子「MLL2」の異常が原因であることが分かったと、北海道医療大 (当別町)の新川詔夫学長らと米ワシントン大の共同研究チームが米科学誌に発表した。歌舞伎症候群は新生児約3万2千人に1人の割合で発症。1981年に日本で発見されたが、家族内での発症は少なく、原因は不明だった。

奥越初の特別支援学校 福井

読売新聞 
県教委は6日、県立大野東高との統合で学校がなくなる県立勝山南高(勝山市昭和町)の敷地内に、特別支援学校が2013年度に開校すると発表した。奥越地方の障害児・生徒は現在、福井市などへの通学を余儀なくされており、ようやく特別支援学校の“空白地帯”が解消される。鉄筋コンクリート2階建ての校舎(約6300平方メートル)を建設。幼稚部と小・中学校部・高等部を設置し、知的障害や肢体不自由の子どもたち約60人の受け入れを想定している。校舎内には、看護師が常駐する「医療的ケア室」や、ボランティアで学校に訪れた市民らが利用する「ボランティア室」を整備。体育館やプールは改修して活用するほか、武道場は泊まりがけの学習に使う。

ふくしま人模様:音楽療法に取り組むNPO法人理事長・斎藤由香さん /福島

毎日新聞 
施設を訪問するなどして週に3〜4回、高齢者のほか自閉症やダウン症の子供にキーボードやギターの弾き語りを聞いてもらう。リズムを取りながら楽しく体を動かしたり、気分を高揚させたりして介護予防やリハビリに取り組む「音楽療法」だ。「薬のように飲んですぐ治せる療法ではないけれど、少しずつであっても楽しく動作や会話ができるようになれば」と話す。音楽療法の活動を広めようとNPO法人「県音楽療法士協会」を設立。先進国の米国メーン州の病院や学校を訪問し、音楽療法の取り組みを学ぶなどしながら普及に努めてきた。

音楽嗜好症 オリヴァー・サックス著 不思議な疾患、音楽への深い愛

日本経済新聞 
この書名を見て、「自分のことだ」と感じる人は少なくないだろう。著者のオリヴァー・サックスは著名な神経科医である。一般の方には『レナードの朝』や『妻を帽子とまちがえた男』の作者といったほうが通じるだろう。これらの著作同様、本書でも、著者自身が診た患者や、世界各国の患者やその周辺の人々から得た実話をもとに、不思議な疾患をつぎつぎに紹介していく。雷に打たれて突如音楽に目覚めた患者の話題にはじまり、特定の音楽を聴くとけいれん発作を起こす音楽誘発性癲癇(てんかん)、音楽が認識できなくなる失音楽症、高度な楽才を発揮するサヴァン症候群やウィリアムズ症候群など、奇妙奇天烈なトピックが飛び出す。

2010年9月7日火曜日

知的障害者 裁く難しさ 佐賀

朝日新聞 
2009年に刑務所に入った受刑者約2万8千人のうち、23%にあたる6520人は知能指数が知的障害相当だった。7月末に法務省がまとめた矯正統計年報で分かった。県内でも、罪を犯したとされる知的障害者の法廷が続いている。しかし、弁護人も含めて被告と法律家との意思疎通がうまくいかない例が少なくない。外国人の被告には通訳がつく。目や耳が不自由な被告には手話などが活用されている。それに比べて、知的障害者の被告を取り巻く環境は整備が遅れていると感じた。被告の権利保障や、裁判の役目の一つである真実究明のために改善する必要がある。どうするべきかを社会で議論するには、法廷の現状を多くの人が知ることが必要だろう。

知的障害者に運動の機会を 播磨町で地域団体発足 兵庫

神戸新聞 
知的障害者にスポーツの機会を提供するNPO法人「スペシャルオリンピックス(SO)日本」の地域団体「東播磨プログラム」の発会式が5日、加古郡播磨町で開かれた。障害者アスリートやボランティアが集い、活動への思いを一つにした。発会式は、県立東はりま特別支援学校内の地域連携交流施設で開かれ、約200人が出席。同プログラム事務長の政本和子さん(52)は「アスリートたちと楽しんで活動を進めたい」と話した。

障害者の農園を開所 田辺市のNPO 和歌山

紀伊民報 
歌山県田辺市のNPO「歩の会」(山中善晴理事長)が、同市芳養町に就労継続支援A型施設「あゆみ福祉農園」を開所した。障害者10人が農業ハウスで野菜などを作る。山中理事長(45)は「障害者の就労機会を少しでも増やしたい」と話している。レタスやミズナ、ホウレンソウ、シュンギクなど多種の野菜を栽培する予定で、障害277件者は苗の生産や収穫、出荷用の袋詰めなどの作業をする。あゆみ福祉農園の野菜としてブランド化したり、インターネット販売など販路を広げる取り組みもしたいという。

障害者レストラン:真心の味、地元に愛され 福岡

毎日新聞 
障害者たちが働く福岡市西区のレストラン「ゆずのき」が7日、オープン5周年を迎える。有機野菜を中心に和洋中の総菜を取りそろえたランチが、地元住民らに愛されてきた。「将来は2号店、3号店を開きたい」。節目を迎えたスタッフたちの胸に沸き上がるのは、5年間の達成感より将来への抱負だ。「ゆずのき」は05年9月7日、知的障害者の福祉工場として誕生した。07年2月には、一般企業のように施設が最低賃金を守り雇用契約を結ぶ「就労継続支援A型」施設に移行。現在36人の知的・精神障害者が働く。

優秀勤労障害者 厚労大臣表彰 青森の浅田さん受賞

河北新報 
青森市南佃1丁目の新田自動車工業社員で知的障害のある浅田強さん(40)が、優秀勤労障害者として本年度の厚生労働大臣表彰を受けた。20年間の勤務経験などが評価され、青森県内でただ一人受賞した。浅田さんは「今後も日々の仕事に打ち込む」と喜びをかみしめている。新田敬二社長(65)は「根気のいる作業を完ぺきに仕上げてくれるし、職場全体の作業効率が上がる」と評価する。浅田さんは「受賞を励みに障害者の模範になれるように努力したい」と話している。

広がる 発表の場 障害者のアート作 専用ギャラリー開設 神奈川

東京新聞 
障害のある芸術家の作品を多くの人に楽しんでもらおうと、展示会場「フェローアートギャラリー」が、横浜市青葉区の複合施設「アートフォーラムあざみ野」内に開設された。今後、季節ごとに企画展が開かれる。これまで障害のある芸術家の作品も定期的に展示。「お客からもっと見たいという要望があった」(担当者)と好評だったことから、八月十七日から専用スペースを設けた。毎月第四月曜日休館。入場無料。

バッグに絵を描き交流 四日市で親子ら知的障害の画家と 三重

中日新聞 
軽度の知的障害のある画家AKI(本名・木下明幸)さん(23)=東京都世田谷区=と一緒に布製バッグに思い思いの絵を描いて自分だけのバッグを作る「親子でお絵かき会」が5日、四日市市の富双緑地であった。幼いころから絵を描くのが大好きだったAKIさん。生まれ持った才能はみるみるうちに開花し、国内外で数々の賞を獲得している。AKIさんは「みんなに応援してもらってうれしくてたまらない。感謝しています」と触れ合いを楽しんでいた。

障害者の作品、滋賀の美術館に 独自の世界示す32点を展示

47NEWS 
滋賀県近江八幡市の美術館「ボーダレス・アートミュージアムNOーMA」が、障害のある作家ら7人の作品を全国から集めた企画展を10日から開く。同美術館は、芸術として評価されてこなかった障害者の作品に光を当てようと滋賀県社会福祉事業団が2004年に設立。プロの芸術家の作品と一緒に陳列している。北岡賢剛同事業団理事長によると、展示作品は正規の美術教育を受けていないという意味で「アウトサイダー・アート」と呼ばれ、意外性にあふれた不思議な印象のものが多いという。

障害者アート、京都などに常設館 湖国の団  設立呼び掛け

京都新聞 
知的や精神に障害がある人が表現活動を行う「アウトサイダー・アート」の作品を常設展示する美術館を、京都府を含め全国9カ所で設立する計画が進められている。パリで開催中の「アール・ブリュット・ジャポネ」展で日本の作品が高い評価を得る中、関係者は「魂を揺さぶる作品を身近に感じてほしい」と話している。アウトサイダー・アート」とは、正規の美術教育を受けずに表現する芸術。仏では、「アール・ブリュット」(生の芸術)と言われ、専門のアートフェアが開かれるなど関心が高い。国内では、常設展示する美術館は滋賀県近江八幡市の「ボーダレス・アートミュージアムNOーMA」を含め数カ所だ。

発達障がい者向けの就職活動講座

障がい者の働く場ニュース 
神戸で活躍する障がい者雇用コンサルタントのセットパワード・アソシエイツ合同会社と、障がい者等の人材紹介および採用コンサルティング業務を行うテスコ・プレミアムサーチ株式会社が合同で、発達障がい者とその保護者のための就職準備講座を開催する。対象者は20,30代の発達障がい者とその保護者。第2回目となった今回は、「ここからはじめる就活最初の1歩」というテーマで、現状の障害者求人の見方、活用できる社会資源、就活の手順、そして活動する中で生じる課題などを講師が丁寧な言葉で解説する。また、参加者全員と講師の意見交換会も行われる。

記事タイトルの「発育障がい者」は、単に間違いみたいです。

65%の障がい者従業員

 
平成22年度の「障がい者雇用職場改善好事例」では最優秀賞が1社、優秀賞が5社、奨励賞が4社1法人に授与された。1993年12月1日に営業開始した有限会社化成フロンティアサービス。福岡県北九州市に本社を置く同社は、三菱化学株式会社の全額出資で設立され、2010年4月1日現在で従業員126名。うち重度障がい者56名、重度でない障がい者が26名働いている。65%の割合だ。ノーマライゼーションと、伝教大師が言ったとされる「一燈照隅 萬燈照國」(自分の居る一隅を照らすこと、それが多く集まれば一国を照らす)を企業理念とする同社。その業務内容は各種のデータ処理やHP作成、印刷業務や事務代行など多岐に渡る。

発達障害「診療待ち」緩和へ 31機関と連携、県が新体制 山形

山形新聞
県内で発達障害への関心が高まるにつれ、中核となる県総合療育訓練センター(上山市)の「診療待ち」が長期化している。この対策として、県は新たに県内各地域の医療機関と連携した診療体制を構築した。支援協力医療機関での再診を促し、センターへの一極集中を緩和させていく。県は昨年度から、効率的な診療体制を整えるための検討を始め、これまでに31医療機関(小児科16、精神科19)の協力を得た。新体制では原則としてセンターは初診を担い、支援協力医療機関はその初診情報を引き継いで再診を担当することで、結果的にセンターの新患枠を広げる。診療以外の療育支援はセンターの方針に基づき、保育施設や学校などと家庭が協力しながら進めていく。

【知ってる!?】スペシャルオリンピックス(1)

MSN産経ニュース 
スペシャルオリンピックスは、知的発達障害のある人たちにさまざまなスポーツトレーニングとその競技会を提供する国際的なスポーツ組織だ。オリンピックと同様、4年ごとに夏季と冬季の世界大会が開催されている。発端は1962年、故ケネディ大統領の妹、ユニス・ケネディ・シュライバー夫人が自宅の庭を開放して開いた「デイ・キャンプ」。シュライバー夫人の姉が知的発達障害者だったこともあり、知的障害のある人たちにスポーツの機会を提供しようと開催した。

2010年9月6日月曜日

社会参加と自立・就学啓発推進の集い:障害者との共生訴え 300人が参加 /岩手

毎日新聞 
特別支援教育への理解を深める「第29回社会参加と自立・就学啓発推進の集い」(県特別支援学校連絡協議会など主催)が4日、盛岡市北山の県立盛岡視覚支援学校で開かれた。教育関係者や保護者ら約300人が参加。特別支援教育の体験発表や、同校生徒と卒業生によるマッサージ実習などを通し、障害者との共生を訴えた。

プロレスイベント:リング上で熱戦、地元300人興奮ーー横浜の障害者施設 /神奈川

毎日新聞 
「いくぞー、花みずき!」「おー!」ーー。リング上の選手の呼びかけに、観客が応えた。知的障害者の支援施設「花みずき」(横浜市港北区)で4日、地域との交流を目的としたプロレスイベントが開催された。横浜を拠点に活動する大日本プロレスの選手が約300人の観客が見守る中、野外リングで熱戦を繰り広げた。プロレス教室に参加した市立新田小4年の粕谷祐介君(10)は、「リングは思ったよりも揺れてびっくりした。選手はムキムキだった」と興奮した様子。花みずきのスタッフの伊藤卓さん(38)は「理屈抜きに楽しめるのがプロレスの良さ。知的障害のある人も一般の人も一緒に興奮して見ているのはうれしい限り」と語った。

福山の福祉作業所 再建工事始まる 広島

山陽新聞 
昨年11月に放火とみられる火災で焼けた福山市明神町の福祉作業所「さんさん作業所」の再建・改修工事が始まった。焼け残った建物の再利用を目指すが、問題は費用。火災後、多くの個人や企業から義援金が寄せられたものの、資金はなお不足しており、関係者は一段の協力を呼びかけている。資金不足ですぐには再建に着手できず、今年3月、通所者の家族らがJR福山駅周辺で街頭募金を行った。実情を知った多くの市民や地元企業から義援金が寄せられ、民間の財団からの助成と合わせてこれまでに約800万円が集まった。再建・改修は焼け残った建物を再び使えるようにした上で、トイレなどを増築する内容。10月末の完成を目指すが、費用は約1千万円が見込まれる。

果報者(東京・町田)きら星と共演 初の道ジュネーに声援 沖縄

琉球新報 
東京都町田市の働く知的障がい者たちでつくる「果報者」(かふうなむん)が3日夕、沖縄市の中心市街地で開かれた第55回沖縄全島エイサーまつりの道ジュネーへの初出演を果たした。あこがれの舞台にメンバーは少し緊張しながらも沖縄市内の授産施設や作業所で働く知的障がい者らでつくる「きら星エイサー隊」と共に堂々と演舞。会場に詰め掛けたエイサーファンや観光客、地元の人たちから声援や拍手が送られていた。「果報者」は特別支援学校「町田の丘学園」(東京都町田市)の卒業生らで3年前に結成された。沖縄市園田青年会がイベント参加で東京を訪れる際には、直接指導を受けたこともあった。メンバーは月2回、練習に励んでいる。

2010年9月5日日曜日

障害者向け就職合同面接会 17、28日開催 広島

MSN産経ニュース 
広島労働局は、障害者を対象とした就職合同面接会を17日に福山市で、28日に広島市で開くと発表した。高校や特別支援学校の生徒も参加できる。17日の面接会は約40社が参加し、福山ニューキャッスルホテル(福山市三之丸町)で午後1時〜4時、28日は約100社が参加し、県立総合体育館(広島市中区基町)の小アリーナで午後1時〜4時に開かれる。問い合わせは各ハローワークで受け付ける。

ネコのあくび:丸の内にて

毎日新聞 
夏休み中の子どもたちがお父さんやお母さんの働いている職場を訪ねる。みずほコーポレート銀行の「子ども参観日」を見に行った。本物の1億円を持つ体験や昔の貨幣について学んだ子どもたち50人以上が会議室に集合した。父母たちも遅れてやってきた。青色ジャケットを着た4人の女性も紹介された。いずれも知的障害がある。7月からトライアル雇用として東京・丸の内の本社で働いている。元気な声で自己紹介する様子を子どもたちが真剣な顔で見つめている。パソコン入力や郵便物を運んだり、資料をシュレッダーにかけたりしている。各職場を回ってプリンターに用紙を補充するのも大事な仕事だ。オフィスの空気を青色ジャケットの女性たちがやわらかくする。

サザンポ:喫茶と展示、障害者就労支援する店舗が開店/神奈川

毎日新聞 
障害者の就労を支援する店舗「サザンポ」が茅ケ崎市共恵にオープンした。JR茅ケ崎駅近くの空き店舗を利用し、地域の活性化にもつながると期待されている。店舗は約87平方メートル。カレーやハンバーグなどのランチ、各種ドリンクが提供される喫茶スペース、障害者が作った小物などを展示するコーナーがある。障害者たちに接客などの訓練を通じて就労の基礎を身につけてもらうほか、就労についての情報交換や相談、地域交流の場としても活用していく方針。

障害者調理のカレー人気 富山

読売新聞 
障害者の就労を支援するNPO法人「ワン・ファーム・ランド」が7月から、富山市黒瀬北町でカレー屋「コロンブス」の経営を始め、徐々に人気を集めている。メニューに使われる野菜の栽培から、店での調理や接客までを障害者のスタッフが担っており、同法人は「いろんな体験を通して、適性のある仕事を見つけてほしい」と期待を込めている。20歳代の知的障害者4人がカレーの仕込みから皿洗いまで、ほとんどの業務を担当。サラダに使われるニンジンやキュウリなどの野菜は、同法人が経営する農園で栽培されたものだ。

「ゆずのき」利用20万人 福祉レストランが5周年姪浜 記念ドレッシング発売

西日本新聞 
福岡市西区姪浜駅南の福祉レストラン「ゆずのき」が7日、開店5周年を迎える。来店者数も伸び、障害者と健常者が一緒に働く場として着実に歩んでいる。5周年を記念し、7日以降、新商品の販売や、コンサートや講演会などのイベントを行う。同店は、就労を通じて障害者の自立を支援しようと2005年にオープン。現在、知的障害者と精神障害者計36人と、健常者23人が働く。5周年記念の新商品は店名にちなんだユズのドレッシング。風味を生かすため、加熱せずに仕上げたという。2種類あり、ともに300ミリリットル入りで450円。「障害者の雇用を拡大するためにも、新商品で業務を拡大したい」と田中施設長。

母校に別れ思い出作品展 兵庫

読売新聞 
児童生徒数の減少による統合で来年3月に閉校する県立淡路特別支援学校(洲本市五色町)が、最後の作品展を来年1月までに計3回開き、初回が30日まで市立五色図書館で開催中だ。最終回には卒業生や元教諭らの作品も展示する予定で、同校高等部の美術担当・斎藤明香教諭(48)は「開校以来、34年間の歴史や思い出の集大成となる華やかな場にしたい」と話す。県教委の特別支援学校再編計画の中で、生徒数が減っている同校と県立淡路聴覚特別支援学校(洲本市上物部)が統合されて来年4月、同校の校舎で「県立あわじ特別支援学校(仮称)」として新たなスタートを切る。2回目の作品展は11月中旬〜下旬、南あわじ市湊のショッピングセンター「シーパ」で開催。

須磨特産の赤シソジュース、地元障害者施設が生産 兵庫

神戸新聞 
神戸市須磨区・板宿の商店街店主らが、特産品として販売している有機栽培の赤シソジュース「須磨の紫」が、今年は地元の障害者施設で生産された。商品誕生から4年目。引き続き製造販売し地域ブランドとしての定着を図るとともに、今回は障害者の就労も支援することにした。8月までに約3200本を作り、商店街の店頭などに並んでいる。施設はNPO法人「すまみらい」が運営する「すまいる・フレンズ」(同区飛松町2)。施設利用者らはシソをちぎることから始め、煮出してこした後、再加熱し、瓶詰め、ラベル張りまでの作業をこなす。それぞれの障害に合わせ可能な作業を分担し、昨年の製造量を1000本近く上回った。品質もこれまでの商品とそん色ないという。

展示:障害者施設に通いながら創作、吉田さん寄贈の陶芸作品 彦根市役所 /滋賀

毎日新聞 
彦根市役所1階ロビーに、知的障害者通所施設に通いながら陶芸や絵画などの芸術活動を続けている多賀町八重練の吉田修三さん(53)から贈られた陶芸作品が展示されている。17日まで。その後は市障害者福祉センター(平田町)や市立図書館(尾末町)などでも公開して、多くの人に鑑賞してもらう。吉田さんは、障害者支援施設に入寮した11歳のころから粘土細工を始めた。その後、独自の表現の陶芸や絵画の創作活動に打ち込み、現在は地域活動支援センターの陶芸教室などで陶芸家や美術大学の学生ボランティアらの指導を受けている。

裁判員裁判:父親殺人未遂 被告に猶予判決 裁判員「判断難しかった」 /富山

毎日新聞 
同居する父親を包丁で刺し殺そうとしたとして、殺人未遂罪に問われた高岡市伏木古府3、無職、堀昌弘被告(23)に対する裁判員裁判の判決公判が3日、富山地裁であった。岩井隆義裁判長は「強い殺意に基づく危険な犯行だが、反省し父親も許している」などとして、保護観察の付いた懲役3年、執行猶予5年(求刑懲役5年)を言い渡した。判決では、堀被告が自閉症だったことを認めた。言い渡しの後、岩井裁判長は「実刑にするか執行猶予を付けるか相当悩みました。自閉症と向き合って生きていってください」と語りかけた。

発達障害と向き合い30余年 書籍出版 佐賀

佐賀新聞 
発達障害児(者)の支援を行うNPO法人「それいゆ」に開設当初から携わる服巻智子さん(51)=佐賀市=が「子どもが発達障害?と思ったら〜ペアレンティングの秘訣(ひけつ)」を出版した。障害のある子どもを持つ親に30年以上寄り添ってきた経験から、「障害は誰のせいでもない。一人の人間として人生を楽しんで」と語りかけている。服巻さんは佐賀大在学中の18歳の時、初めて自閉症の子どもと出会い、親や家族の苦悩を垣間見た。以来、発達障害を抱える人と家族に寄り添い支援してきた。A5版190ページ、1680円。県内主要書店など扱っている。 

2010年9月4日土曜日

アンテナショップ:障害者授産施設の商品販売 奈良に開業 /奈良

毎日新聞 
障害者授産施設などの商品を販売するアンテナショップ「ふれあい SHOP(仮称)」が、奈良市東向南町の県女性センター1階にオープンした。スタッフは新たに雇用された障害者3人と健常者6人で、喫茶コーナーもある。障害者の雇用創出や授産品の販売拡大を目指す。県や連合奈良、県経営者協会などでつくる一般社団法人「障害者雇用促進センター」が運営。約145平方メートルの店内にはテーブル席が28席あり、カレーやパスタ、コーヒー、各種アルコールなどを提供。授産施設27カ所から仕入れるパンやクッキーのほか、雑貨、工芸品などの物販コーナーもある。

県障がい者就労事業振興センター:工賃アップを目指し開設 /島根

毎日新聞 
県は障害者就労支援事業所の工賃アップを目指し、商品の共同受注などに取り組む「島根県障がい者就労事業振興センター」を1日、開設した。社会福祉法人「ふらっと」(松江市)と同「いわみ福祉会」(浜田市)に業務委託する。県障がい福祉課によると、県内の障害者就労支援事業所などは92施設。そのうち、最低賃金が保障されていないのは82施設で、平均工賃は09年度、月額1万3529円だった。県は07年度から5年間の工賃倍増計画で、月額2万5000円以上にすることを目標に取り組んでいる。

授産施設と企業のマッチングフェスタ 富山

北日本放送  
景気の低迷で仕事が減少している障害者の授産施設と企業を結び付けようと、富山市で3日、マッチングフェスタが開かれました。 このマッチングフェスタは、県内の授産施設で仕事が減っていることを受けて県が今年初めて開きました。 参加した県内40の授産施設の担当者は、企業の担当者に、施設で作っている野菜やパン、手芸品などの商品や、印刷など、施設で請け負うことができる作業をアピールしていました。

障害者雇用支援:募集29人に132人が面接 /福島

毎日新聞 
9月の「障害者雇用支援月間」に合わせた就職面接会が2日、福島市で開かれた。福島労働局などの主催で今年3回目。県北を中心に製造、金融、販売などの企業17社が事務職などで29人を募集し、障害者132人が面接に臨んだ。障害者雇用促進法は一定規模以上の民間企業に、全常用労働者に対して障害者を1・8%以上雇用することを義務づけている。ハローワーク福島によると、09年6月1日現在で達成している県内企業は、4年前より2・4ポイント増の45・3%で、全国平均45・5%にほぼ並んでいる。桜井憲一次長は「毎年増加傾向にあるが、求人が伸び悩み、障害者の就職は依然として厳しい」と話した。

全国障害者芸術・文化祭 県庁に残暦板を設置 徳島

MSN産経ニュース 
徳島県は、12月に予定される「第10回全国障害者芸術・文化祭とくしま大会(愛称・ハート&アートとくしま)」開催までの日数をLED(発光ダイオード)で表示する残暦板を県庁正面玄関に設置した。残暦板の中央には、大会マスコットの「すだちくん」が描かれているほか、残暦板の隣には鳴門市の障害者施設「かのん」で働く河野和真さん(20)が針金で動物などを表現したワイヤーアートを設置した。全国障害者芸術・文化祭とくしま大会は12月10〜12日、徳島市のアスティとくしまをメーン会場に開かれ、全国の障害者から公募した文芸、美術作品などの展示をはじめ、障害者による音楽や演劇などの発表、障害者福祉関連のイベントなどが繰り広げられる。

障害者支援施設で「墨あそび展」 長野

信濃毎日新聞 
諸市塩野の障害者支援施設「小諸学舎」は19日から、市立小諸高原美術館で、利用者が墨で書いた作品を集めた「書く 墨あそび展」を初めて開く。施設利用者が15年間に書いてきた約2千点の中から、100点を飾る予定で準備を進める。入場無料で26日までの午前9時〜午後5時。

障害者とともにアートで街包もう 11月13日、仙台・長町 宮城

河北新報
仙台市太白区長町で11月13日、障害の有無にかかわらず音楽や美術に親しめるイベント「アート・インクルージョンinながまち」が開かれる。商店街と市民有志らが初めて企画。「アートで街を包み込み、いろんな人が交流できる場にしたい」と音楽祭などへの出演者を募集している。長町商店街連合会(渡辺征夫会長)や市民グループのメンバーら約50人でつくる実行委と、長町で障害者就労レストラン「長町遊学庵びすた〜り」を営むNPO法人「ほっぷの森」が主催。会場は商店街とJR長町駅前広場、ララガーデン長町など長町地区の約20カ所で、一般参加者による音楽祭のほかアート展、大道芸などが繰り広げられる。イベント開催時間は午前11時〜午後9時。

アートに垣根なし 釜石で障害者・健常者の絵画展 岩手

岩手日報 
障害者と健常者の絵画を一緒に展示する「みんなのアート展」(実行委主催)は、釜石市大町の市民文化会館で5日まで開かれている。一人一人の感性が光る作品が、訪れた人たちの目を楽しませている。障害者の芸術活動を広く市民に知ってもらおうと開催。釜石養護学校を卒業した小林覚さん(21)と山本光太廊さん(20)、釜石市芸術文化協会の会員の作品合わせて44点を展示している。実行委の岩切潤委員長は「作品に障害者と健常者の違いはない。作者一人一人の感性を訴える絵画を見てほしい」と来場を呼び掛ける。開館時間は午前9時から午後5時まで。入場無料。

SO日本10周年にファッションショー 松本の専門校生が衣装作り 長野

信濃毎日新聞
知的障害者がモデルで出演し、衣装や演出は専門学校生が担当ー。こんなファッションショーが松本市で26日に開かれる。スポーツを通じて知的障害者の社会参加を支援するNPO法人「スペシャルオリンピックス日本・長野」の地区組織「松本プログラム」が、設立10周年を記念して企画。市内の松本衣デザイン専門学校の課題発表も兼ね、1〜3年生計32人が協力する。同プログラム代表の中村嘉也さん(48)が昨年10月、障害者の出演するファッションショーを東京で見たのがきっかけ。同校の太田正子校長(61)も共感し、障害者を含め誰もが違いを認め合える社会を目指す理念から「インクルージョン(包括)コレクション」と題し開催を計画した。26日のショーは、まつもと市民芸術館で午前と午後に計3回。入場料千円。

障害者の「瑞宝太鼓」国際大会2位 努力実り快挙、雲仙市長に報告 長崎

長崎新聞 
知的障害者でつくる雲仙市瑞穂町のプロ和太鼓グループ「勤労障がい者長崎打楽団 瑞宝太鼓」が先月15日に東京で開かれた「第9回東京国際和太鼓コンテスト」組太鼓一般の部で2位の優秀賞に輝いた。障害者の入賞も、本県勢の入賞も初めてという快挙となった。団員は20〜36歳の6人。瑞宝太鼓は1987年、職業訓練施設のクラブ活動としてスタートし、2001年にプロに転向。02年から2年連続で同コンテストに挑戦したが、いずれも緊張のため力を発揮できなかったという。瑞宝太鼓事業所長の福岡心治朗さん(47)は「多くの支援を受け、重圧をはねのけ、それぞれが個性と感性を発揮し、会場を感動の渦に巻き込み、高い評価を得た」などと振り返った。

訪問介護員資格取得へ、知的障害者18人が研修中 和歌山

わかやま新報オンラインニュース 
18歳から35歳までの軽度知的障害者18人が、 紀の川市尾崎の社会福祉法人 「麦の郷」 紀の川・岩出生活支援センターで、 ホームへルパー2級の資格取得に挑戦している。 県が5年前から進めている 「知的障害者及び発達障害者ホームヘルパー養成研修事業」 の一環で、 障害者にサービスの受け手ではなく、 サービスを提供する担い手として社会参加してもらうのが目的。 修了式はことし10月下旬の予定。 同事業の修了生の2〜3割が一般事業所でヘルパーとして活躍している。

ペットボトルのキャップ2万8800個ぜよ 竜馬アート4日登場 太良高校学校祭 佐賀

西日本新聞 
ペットボトルのキャップ2万8800個を使って幕末の志士、坂本竜馬を描いたアートを、太良高校(太良町)の生徒会役員(10人)が中心になって作り上げた。4、5日の学校祭「豊峯(ぶほう)祭」で体育館に展示する。同校は来年度から、特別枠を設けて、不登校生や発達障害の生徒を県内全域から受け入れる。生徒会長の田中美帆さん(17)=2年=は「竜馬のように、学校の新たな始まりに、力強く歩んでいこうという決意を表現した」と話す。

2010年9月3日金曜日

湘南おやじの会討論会 教育制度を考える 神奈川

タウンニュース 
湘南おやじの会(茅ヶ崎・寒川を中心に障害児者を支援するおやじの会)主催の討論会が9月5日(日)に行われる。茅ヶ崎市役所分庁舎5階で午後2時から5時30分まで。今回のテーマは「子供たちはどこで学ぶのか!〜共生社会の実現に向けて」。コーディネーターにNPO法人かながわ障がいケアマネージメント従事者ネットワークの富岡貴生氏、ゲストスピーカーに松林中学校校長・神原聡氏、県立新栄高校教師・小宮山至氏、同会会員・梅本裕介氏を招き、健常者と障害者、地域社会にもプラスとなる教育制度のあり方について話し合う。参加無料。

障害者差別:なくす条例とは? 3カ所で勉強会ーー9、10月 /熊本

毎日新聞
来年2月の県議会提出を目指して県の検討委員会で協議が続く「障がい者への差別をなくす条例」について、23の障害者関係団体でつくる「障害者差別禁止条例をつくる会」は9月と10月、県内3カ所で勉強会を開く。日程は、11日午後2時半、人吉市下城本町の人吉カルチャーパレス▽10月2日午前9時半、八代市井上町の太田郷公民館▽同月15日、山鹿市中の山鹿健康福祉センター。つくる会が蒲島郁夫知事らあてに提出した条例独自案と「障害や差別とは何か」という定義についての説明や市民との意見交換などを予定している。参加無料。できれば事前申し込みを。

経済4団体に障害者雇用要請 県と労働局 佐賀

佐賀新聞 
佐賀県と佐賀労働局は2日、県経営者協会や県商工会議所連合会など経済4団体に、障害者の雇用をさらに進めるように要請した。県健康福祉本部の平子哲夫本部長らは「県内の障害者雇用は高いレベルにあるが、現在も1600人が求職活動を続けている」「障害者雇用に対する支援制度もあるので活用を」などと要請した。県経営者協会井田出海副会長「厳しい経済状況だが、趣旨を各社に伝え、研究したい」と答えた。県内民間企業の障害者雇用率は昨年6月時点で2・13%で、法定雇用率(1・8%)を超えている。法定雇用率を超えた企業の割合は70・6%に達しており、4年連続で全国1位となっている。

こんな店知ってる?:NPO法人菜の花会直売所 /和歌山

毎日新聞  
8月9日にオープン。県の障害者自立支援基盤事業として、直売所を建設。隣接するNPO法人地域活動支援センター菜の花会のメンバーが以前から製造し、大人気の健康食品「塩屋の天然塩」をはじめ、塩にがり、ヤマモモのソース、ブラックベリージャム、クッキーなどの食品や、竹炭、手提げカバン、エプロン、ブローチなどが並ぶ。価格は200円台から高いものでも約1300円ぐらいまでと手ごろだ。同会営業担当の井本涼子施設長は「商品が売れれば皆の励みになり、次の商品を作ろうと頑張れる。直販店の開店で、何を作っているのか、地元の人たちをはじめ多くの人に分かってもらえるので本当に良かった。末永く愛される商品を提供したいです」と話している。

作品展:障害者35人の50点展示ーー川口 /埼玉

毎日新聞 
川口市栄の「川口銀座商店街」にある燦(さん)ギャラリーで1日、障害者の作品展が始まった。市心身障害福祉センター「わかゆり学園」の創作実技講習会に通う35人の作品約50点を展示している。6日まで。講習は書道、陶芸、洋裁など6講座。作品は急須や皿などのほか、チャイナドレスや毛糸ベスト、完成まで数カ月かかった帯締めなどが並ぶ。「完成した時の喜びは忘れられない」など出品者の声も添えられている。

「錦田こども園」が完全オープン 静岡

静岡新聞 
幼稚園、保育園、障害児親子教室、放課後児童クラブの四つの機能を併設する複合施設「三島市錦田こども園」=同市谷田=が1日、すべての機能をスタートさせ、完全供用開始となった。園内で開園式典を行い、園児や家族、市関係者ら約250人がフルオープンを祝った。開園式で小池政臣市長は「幅広い年齢層の子どもたちが同じ場所で活動できる。人間形成の基礎をなす幼児期に、子ども同士の多様な交流を通じて社会性や人間性をはぐくむことは非常に大事」と述べ、「幼児教育と子育て支援の新しいモデルとなるよう努力していきたい」とあいさつした。

粘土教室:音のイメージを形に 視覚支援校生徒14人、力強く表現 /福岡

毎日新聞 
ワークショップ「音・イメージのかたちへ。」が1日、小倉北区の西日本工業大大学院・地域連携センターであった。八幡東区の北九州視覚特別支援学校の生徒14人は、門司区在住のイラストレーター、黒田征太郎さん(71)が見守る中、音からイメージする形を粘土で表現した。生徒たちは「ドッカーン」という音を表現しようと、粘土を丸めて積み上げたり、伸ばしたり。黒田さんは「力強い」「もっと積み上げてみよう」と声を掛け、最後に「驚いた。本当に『ドッカーン』を作ってくれた。すごく力をもらった。ありがとう」とあいさつ。のびのびとした表現に満面の笑みを浮かべていた。

2010年9月2日木曜日

NPOや小規模事業者が奮闘 障害者雇用 独自モデルで創出

SankeiBiz
障害者の雇用が伸び悩むなか、自ら働く場を生み出そうと奮闘するNPO法人(特定非営利活動法人)や小規模事業者がある。障害者だからこそできる強みや個性を生かした独自アイデアを、障害者らが事業化して「雇用の受け皿」を作ろうとしている。IT(情報技術)を活用した各種支援サービスを行うミームス(京都府長岡京市)は、発達障害児童向けのマルチメディア教材・図書の作成、支援事業を手がけている。自閉症や統合失調症など心に障害がある人にスタッフとして活躍の場を提供する。「彼らはいい意味でこだわりを持ち、ITの仕事に向いている」と同社代表の高松崇さんは認める。いまや古株となった人は、新人スタッフに業務を教えられるまでになっているという。

障害者団体が独自案 熊本

朝日新聞 
県内23の障害者団体は31日、県が制定を検討している障害者差別を禁止する条例について独自案をまとめ、参考にしてもらうように県と県議会に提出した。県は来年の2月定例会への提案を目指しており、県障がい者支援総室の東泰治総室長は「検討材料としたい」と語った。23の団体が参加する「障害者差別禁止条例をつくる会」が昨年7月の発足後、県内各地で障害者差別の事例を集めるなど、条例案を検討してきた。障害者差別に対して罰則ではなく、話し合いによって理解を深めることを条例の目的にしたいという。

福祉事業所経営ノウハウを発表 12日に大阪成蹊大

産経関西 
福祉と経営の融合をテーマに福祉事業所の経営の知恵と工夫を発表する「経営パラリンピック大会」が12日午後1時から大阪市東淀川区の大阪成蹊大学で開かれる。今年で9回目を迎える大会は、同大学現代経営情報学部の山本憲司教授の研究室の学生を中心とする同パラリンピック委員会の主催。昨年度までに50の事業所が、売れる物づくりやそれを支える人づくり、雇用の確保に向けての工夫などを発表してきた。

大阪の匿名女性 「しあわせ基金」へ1千万円を寄付

MSN産経ニュース 
「障害者支援に役立ててください」と、産経新聞厚生文化事業団の「しあわせ基金」に匿名で1千万円の寄付があり、1日、同事業団は感謝状を贈った。寄付をしたのは大阪府内に住む86歳の女性。戦前から50年以上にわたり会計関係の仕事をしていたといい、寄付金はその間にこつこつ働いてためてきたもの。知的障害などがあり、生活保護を受けている女性のための入所施設「救護三恵園」(大阪府能勢町)が老朽化のため建て替えを計画していることを紙面で知り、寄付を思い立ったという。

支援演奏会 感動共に/20日 兵庫

朝日新聞 
11月に大阪で開催される、知的障害がある人のスポーツの祭典「スペシャルオリンピックス(SO)日本・夏季ナショナルゲーム・大阪」を支援するコンサートが、神戸市で今月20日に開かれる。知的障害のある観客も歓迎し、一緒に音楽を楽しんでもらおうと、世界的指揮者の小林研一郎さんがタクトを振る。NPO法人「スペシャルオリンピックス日本」によると、感動や楽しさを素直に声に出すことも多い知的障害者にとって、客席では静かにするよう求められるクラシックコンサートは行きづらい場だという。こうした声に応え、コンサートは知的障害のある人も歓迎。観客が演奏中に立ち上がって歓声をあげたり拍手をしたりすることもあるが、健常者にもそれを許容してもらっているという。20日午後2時、神戸市中央区港島中町6丁目のポートピアホテルで開演。全席自由で4千円。

芸術展:日中韓の障害者、書画や写真など /福岡

毎日新聞 
日本(福岡市)、中国(杭州市)、韓国(釜山市)の障害者の書画や写真などを集めた「2010日中韓障害者芸術交流展」が31日、中央区大濠公園の市美術館市民ギャラリーで始まった。NPO法人「日韓障害者スポーツ・文化交流会ふくおか」の主催。入場無料。5日まで。障害者同士の友情を深め、社会参加への意欲と障害者に対する理解を高めるのが目的で、01年に「こころのスロープ写真展」としてスタートし、今年で4回目。

成年後見制度:不安解消へ相談会 県司法書士会が20日 /和歌山

毎日新聞 
県司法書士会(中恵会長)などが20日、和歌山市岡山丁の県司法書士会館で「成年後見相談会」を開く。司法書士が成年後見制度に関する相談に無料で応じる。知的障害や認知症などのため判断能力が十分でない人を、財産被害などに遭わないよう支援する制度で、2000年4月に施行された。同会は毎年、相談会を実施。これまで、「一人暮らしの今後が不安」「年金が母のために使われていないみたい」「知的障害を持つ子どもの将来が不安」などの相談を受けた。午前10時〜午後4時。事前予約も受け付ける。

子どもの発育へ環境汚染の影響探る 東北大が宮城県と協定締結

河北新報 
東北大大学院医学系研究科は本年度、宮城県内4医療圏の母子を対象に、環境汚染が子どもの発育に与える影響を探る大規模調査を始める。実施に向けて31日、県や関係自治体と協力協定を結んだ。東北大などによると近年、自閉症やアスペルガー症候群などの精神神経発達障害や、先天異常のある子どもが増えているという。原因として、ダイオキシンなどの汚染物質や農薬、住宅建材に含まれるホルムアルデヒドなどの揮発性有機化合物(VOC)の影響が指摘されている。関連を分析し、新たな治療や環境対策に結び付けるのが調査の狙い。

あすなろ作業所は鳥山幼稚園跡に 移転問題で市が方針 栃木

下野新聞 
老朽化した野上の障害者福祉作業所「あすなろ作業所」の移転問題で市は、本年度末で閉園する中央2丁目の烏山幼稚園跡に施設を新築移転する方針を31日、市議会全員協議会で明らかにした。大谷範雄市長は「来年10月にオープンしたい」としている。同作業所は知的障害89件者や聴覚障害者ら20人がパンや廃食油利用のせっけんなどを作っている。築43年で老朽化が激しく障害者自立支援法に基づき来年度末までに障害者就労継続支援事業所へ移行するのを見据え、移転を要望していた

知的障害者の生活支援 下諏訪にホーム開設へ 長野

信濃毎日新聞 
岡谷市内で知的障害者の就労支援施設などを運営する社会福祉法人つばさ福祉会は10月、下諏訪町湖浜に知的障害者のグループホーム・ケアホーム「つばさの家 下諏訪」を開設する。入所者の生活拠点を地域の中に移しつつある県の知的障害者総合援護施設「西駒郷」(駒ケ根市、宮田村)から諏訪地方出身者ら6人を受け入れ、生活を支えていく。県障害者支援課によると、諏訪地方のグループホーム・ケアホームは4月1日時点で9軒。同福祉会理事長の今井照雄さん(62)は「障害者が生まれ育った地域で暮らせれば、家族との接点も持ちやすい。だが、そのための拠点はまだまだ不足している」と指摘する。同福祉会は来年、岡谷市に3カ所目のホームを設け在宅の障害者を受け入れる予定。

2010年9月1日水曜日

24時間テレビに批判続々 「ギャラ払うな」「障害者利用するな」

J-CASTニュース 
日テレのチャリティー番組「24時間テレビ」に、ネット上での批判が止まない。タレントにギャラを払うとしたらおかしい、といった指摘の数々だ。毎回のように噴出するが、それでも稼ぐ視聴率が番組を支えているようだ。ネット上で目立つのが、障害者を見世物にするなという批判だ。 同じ障害者でスポーツライターの乙武洋匡さん(34)は、ツイッター上で2010年8月27日、「24時間テレビ、僕も好きな類の番組ではありません」と明かした。AKB48のメンバーが24時間テレビでダウン症の人たちとダンスをすることについて、あるユーザーが障害者を利用して視聴率を稼ぐのは許せないとつぶやいたのに共感したコメントだ。

知的障害者向け補償 認知度向上 ぜんち共済5万人契約目標

SankeiBiz 
知的障害者を対象とした少額短期保険(ミニ保険)会社「ぜんち共済」(東京都千代田区)の契約者が2万6000人を突破。トラブルのときに役立つ「権利擁護費用保険金」への認知度も高まり利用者が増えている。今後は安定経営に向けて契約者数を早期に5万人に増やす考えだ。同保険金は、知的障害者が事件や悪徳商法などの消費者被害のトラブルに巻き込まれたとき、弁護士費用を補償する。「保険金の支払い実績が少しずつ増え、知的障害者に役立ち始めたと実感している」と榎本重秋社長はいう。契約者を早期に5万人まで引き上げるためには知名度アップが不可欠で、福祉団体の協力や口コミにより、障害者を持つ親に訴えていく。

 ぜんち共済株式会社 http://www.z-kyosai.com/

障害者の起業に助成や融資 広島

中国新聞 
広島市は、障害者の起業を助成金や融資制度で支援する事業を始める。事業計画を9月1日から公募する。障害者の起業や雇用機会の創出を促し、地域経済の活性化にもつなげるのが狙い。身体障害者手帳、療育手帳、精神障害者保健福祉手帳のいずれかの交付を受けている人で、市内で起業を考えていることが条件。市外在住者の応募も受け付ける。事業計画を提出する締め切りは来年2月15日。事業認定されると、起業の初期投資に1件当たり約133万円までを助成。経営支援アドバイザーの無料派遣や1千万円以内で低利融資も受けられる。

障害者作る商品、販路広げたい 奈良にアンテナショップ

朝日新聞 
授産施設などの商品を販売し、障害者の雇用拡大を進めるアンテナショップ「ふれあいSHOP」(仮称)が9月1日、奈良市東向南町の県女性センターの一角にオープンする。県や連合奈良などでつくる「障害者雇用促進センター」(奈良市)と県が企画した。店舗は観光客の往来が多い東向商店街にあり、関係者は「授産品の販路拡大につなげたい」と期待している。同センターは、授産施設や作業所など県内27施設から商品を仕入れて販売する。店内にはベーカリーコーナーを設けてパンを販売し、店内の座席で飲食することもできる。営業は午前11時から午後8時まで、月曜定休。

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