2011年4月13日水曜日

みんなで遊んでね 宇治ころぽっくるの家 京都

洛南タイムス 
子どもの発達支援などに取り組んでいるNPO法人(特定非営利活動法人)アジール舎「ころぽっくるの家」=宇治市槇島町大幡、亀口公一会長=で9日、東日本大震災の被災地に届けるおもちゃ箱の荷出しがあり、子どもたちがトラックへの発送を手伝った。被災地の子どもたちへの手紙やビデオレターも届けることにしており、作業を手伝った子どもたちがビデオに向かって「みんなで遊んでね」と声を張り上げた。臨床発達心理士として長年にわたって子どもと向き合ってきた亀口さんが震災発生以来、気にかけているのが、震災で傷ついた子どもの心身を癒すために必要な「遊びやおもちゃ」のこと。赤ちゃんにミルクとオムツが必要なように、小さな子どもたちは「遊びとおもちゃ」を求めている。避難生活にあって子どもたちは自分が必要とする支援を求める力がない。だからこそ、我々が声なき声に応える支援をしなければーーと、避難所におもちゃを届ける活動を始めた。

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